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少年院から届いた胡蝶蘭

少年院・最後の砦と言われる久里浜少年院での「花育」を通じて少年たちが個々に育てられた胡蝶蘭をいただきました。

久里浜少年院より法務教官の先生方が届けてくれました

ひとり部屋にいるなかで、花と向き合い育て切る経験が、よき未来につながることを願いします。

贈呈式に呼んでいただいたのですが、こちらに贈呈式で紡がれた言葉が掲載されています。

https://www.philanthropy.or.jp/weblog/20250120/

在院少年代表の言葉。

◆在院生代表/国際課 日本語学習中

ぼくは10月に花育の説明を受けました。そのとき、病気の子どもの写真をみました。

悲しくなって支えたいと思いました。

花を受け取りました。毎日、一生懸命世話をしました。

太陽のない日は心配しました。

これからは花がいないので、さびしいです。

きょう、花を贈ります。人間の人生、悲しいこと、楽しいことがあります。

今が悲しくてもきっと楽しいことがあるから、これからは大丈夫です。

胡蝶蘭を育てた少年からメッセージをいただきました。

育て上げネットでは、教育や福祉、家庭から取り残され続けた経験を持つ10代が多い、少年院で収容されている少年、出院後の少年の支援活動を行っています。ご寄付が頼りです。「支援したい」という大人もとても限られています。応援しづらいひとも多いかもしれませんが、現在137名の方々にご支援いただいております。


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