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【双子生活】男児四人にミニ四駆を持たせてコースに繰り出すとどうなるのか。
工藤家がもっとも恐れることのひとつが「雨」です。外では遊べない、屋内遊技場はコストが跳ね上がる。無料のところでも、目を離すと2,3名の所在が不明になる。苦行です。
そういえば、先日、男児四人をトイザらスに連れて行ったのですが、過去の記事がハフポストに転載されたことを思い出し、なつかしさと「結構、大変だなぁ・・・」という他人事の目線で読み返しました。
工作大好き長男、それについていくファンタジスタ次男がミニ四駆に手を出し、遂に、双子(3)の手にもミニ四駆が渡される日が来ました。
長男次男が外でミニ四駆を走らせ、砂まみれ、コンクリートの壁にぶつかりまくってぼこぼこになったミニ四駆を何とか再生し、何とか走らせられるものに。
さて、雨の日曜日、前日から「どうしようかな・・・」というところで、そうだビッグカメラに行こう!と。そこには大きなミニ四駆のコースが設置されていて、誰でも自由に遊ぶことができるんです。
大きくはないですが、机と椅子が用意されているので、そこをピットにして。そしてその後ろにはたくさんの、本当にたくさんのパーツが売られており、子どもの目が輝き、親の目がきつくなります。
ということで、男児四人を車に乗せて、ワンオペでビッグカメラに!
駐車場に車を止めて、手にミニ四駆を持っていまかいまかと飛び出そうとする子どもたちを叱責しつつ、ドアを開けると雪崩のように子どもたちが。一家庭の話なんですけど。
そしてお約束のように走るなかで、今日は四男が転倒し、号泣。「ミニ四駆が壊れて動かない」という事態にならないことを目視確認して、四男を起こすと、前方にはダッシュしている三人の姿。平和です(たぶん)。
危ないから走るなよ、という声をスルーして走る子どもたちを叱り、テンションが下がるかと思いきや、そこはミニ四駆の力で、「わかった!」とほぼ走っているレベルの徒歩に切り替わるところは、誰のDNAなのか気になります。
コースにはプロっぽい大人がひとりですが、とてもよい方で助かりました。なにせ、順番に並んでしっかりやれるのが長男しかいません。双子はまだそこまで自制を働かせきれないし、次男はファンタジスタだし・・・
ほぼ貸し切りのコースは、順番に走らせる必要もなく、四人がそれぞれのタイミングで走らせます。あるものはスタート地点からしっかりと。あるものはわかって逆走を(次男)、そして、双子は同じコースに二台でスタートさせたり。
コースアウトすればきゃーきゃー取りに行き、バンパーが外れたら「直して―」と。パーツが外れるごとに、彼らは魔法を使います。
「パパ!」
しかたがないので、小指の爪よりもずっと小さく散乱したパーツを探す中年の姿は、きっとインスタ映えしないでしょう。探している間に、別のマシンがコースアウトして破損。
しかも、休憩しないで走らせるものだから、モーターの熱がやばいことになり、しっかり触って熱くて泣く双子。しかも何回も。
休ませないとね、といっても「いやだ!」と言い張り、ひとりで右往左往しているところに、長男がモーターやギアを変えようとしてうまくいかず、ファンタジスタはコースと関係ないところを走らせようとしているし。
すべてのいったんとめて、次男の元に駆けて行き、「ここは走らせていいところだっけ?」「うん!」「うん!じゃないだろ・・・」といういつものパターン。
その後、別の親子が来られたのですが、これも素晴らしく優しい方々で、小学校の3,4年生くらいの子は、長男次男と一緒に走らせてくれて、コースアウトした双子のマシンを取ってくれたり、泣けました。
雨の日曜日、オープンしてすぐなので店員さんも暖かく見守ってくださり、他のお客さんも最初はミニ四駆を走らせる子どもを見ながら笑顔。そして、「お子さん四人ですか?」「全員男の子?」「双子さんも!?」というコミュニケーションもありながら、柔らかな雰囲気の中で時間は経ちました。
1時間半くらい経つと、さすがに疲れてきた三男が「帰りたい」、四男が「疲れたー」と言い始め、お昼ご飯の時間だから帰ろうとしても、まだまだ元気な長男次男は走らせたい様子。
不機嫌になっていく双子。走らせるミニ四駆がコースアウトするとパパの責任。パーツが取れるとパパの責任。モーターが熱いのも、天気が悪いのも、双子なのも、パパの責任ということで着地しました。
帰宅することになったとき、ぐだぐだになった四男の手をつないでエスカレーターを降りると、一番上でタイミングを逸した三男がエスカレーターに乗れないと怒る。
どうしようもないところに、真面目くんの長男が助けに行ってくれます。いいやつです。
そしてファンタジスタを見ると、エスカレーターでミニ四駆を走らせようとしているところ、僕と目が合い、そんなことするわけないじゃん、と言いたいがごとく、目線をそらして笑顔をこちらに。本日も安定の工藤家です。
現場からは以上です。
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