思わず涙がこぼれそうになってしまった。親とは何か、血のつながりとは何か。鬼は出てこない映画の話。
どこに行く予定もなく、午前中は公園、午後に少し休みつつ公園。夕方に休憩して20:00消灯。年末年始はいつものように代わり映えのしない、安定した毎日を過ごしています。
今年の変化は、長男(9)がパソコンを持ったこと、次男(7)のファンタジスティックな行動が加速していること、そして双子(5)が完全に上の二人と遊べるようになったこと。
なかなかチャレンジさせてあげられなかった自転車練習も始まりました。どうしても二人だとうまく練習させてあげられなさそうで、妻と年末に焦点を合わせて、長男次男のサポートのもとに。
どちらかが乗れて、どちらかが乗れない、というリスク(いろいろ面倒くさい)にさらされる双子だけれど、どちらも一発回答でふらふらしながらも乗れました。そう言えば、次男も一発回答でした。転倒してケガして、もう嫌だ、乗れない!みたいにならないのは正直助かります。
さて、そんな退屈な毎日のなかで、ふと夏過ぎ頃に双子が「冬にポケモンがやるから観るんだ」というのを思い出しました。世間は鬼滅の刃ばかりかもしれませんが、ポケモンもやるそうです。
そうしたら、ポケモンの映画でも行こうか。「いくー、いくー」とど中は公園、午後に少し休みつつ公園。夕方に休憩して20:00消灯。年末年始はいつものように代わり映えのしない、安定した毎日を過ごしています。
今年の変化は、長男(9)がパソコンを持ったこと、次男(7)のファンタジスティックな行動が加速していること、そして双子(5)が完全に上の二人と遊べるようになったこと。
なかなかチャレンジさせてあげられなかった自転車練習も始まりました。どうしても二人だとうまく練習させてあげられなさそうで、妻と年末に焦点を合わせて、長男次男のサポートのもとに。
どちらかが乗れて、どちらかが乗れない、というリスク(いろいろ面倒くさい)にさらされる双子だけれど、どちらも一発回答でふらふらしながらも乗れました。そう言えば、次男も一発回答でした。転倒してケガして、もう嫌だ、乗れない!みたいにならないのは正直助かります。
さて、そんな退屈な毎日のなかで、ふと夏過ぎ頃に双子が「冬にポケモンがやるから観るんだ」というのを思い出しました。世間は鬼滅の刃ばかりかもしれませんが、ポケモンもやるそうです。
そうしたら、ポケモンの映画でも行こうか。「いくー、いくー」と手を挙げながらこちらに向かってくる双子に「ドードーかよ!」と思いつつ、次男も賛同してくれました。
長男は微妙な表情で、それだったらドラえもんがいいと言うので、妻と別々の行動を取ることに。
僕は次男三男四男を連れて映画館へ。映画なんていつ彼らと言ったかなと考えたら、おそらく、こちらな気が。
今回のポケットモンスターココ、こちらの評判はどうなんでしょうか。父親として、息子(たち)を連れて行った僕は、思わず涙がこぼれそうになりました。
※実際に涙はこぼれてなく、なぜか昔からあまり「泣く」ということから遠い人間のようです・・・(特に困ったことはないのだけれど、泣くという行為に対するコンプレックスのようなものがあります)
ある男に追われた両親の車が転落し、最後の力を振り絞ってそこから逃した子どもがココ。「人間」の子どもです。それを拾ったのがザルードで、あく・くさタイプのポケモンです。
ひとりのザルードがココを拾って、育てていきます。ザルードとココは血がつながっていません。そもそも個体差レベルの違いではないですが、文化や国籍が違う以上の違いがある親子関係ができます。
このような関係はいつか真実を告げなければなりません。まさに、そのときがします。子どもは自分が何者かわからずに戸惑い、親もまた子どもにとって自分は何者なのか。親とは何か。それを言葉にできず苦しみます。
このとき、周囲もずっと違和感があり、何か言いたいことがあるけれど、言わない。一番しんどいときに「ほらね」と準備していたかのように、そもそも・・・みたいな展開に。
僕は父親で、子ども四人が全員男児なので、父子設定での「家族」とは、「親子とは」という部分に感情が取り込まれていったわけです。
このとき、映画では人間(サトシ、その他)、ザルード(長老やボス的な存在、その他)、ポケモン(ココが一緒に生きてきた地域のポケモン)という社会的な環境要因として、多様性を認め合い、どうしたらみんなで生きていくかという思考や言動に変わっていきます。
そのストーリーを観て、家族の在り方について個々人の価値観や意思決定に対して、周辺環境がポジティブに、相互に作用していくことで、初めて多様性が認められた世界が育まれるのだろうと感じました。
ということで、あまりひとがいない映画館でも、DVDやストリーミングなどでも、ぜひ、ポケットモンスターココは、観てほしい映画です。鬼は出てきませんけど。
あっ、トップページの写真は、昨日、三男が作った「ロトの剣」と次男が作った「ロトの盾」で、毎日が大乱闘な工藤家です。
現場からは以上です。
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妻と一緒に本を出しました。
本書を作成するにあたってたくさんの方にご支援いただきました。