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「心ゆくままに」はどこにあるのか/目標を考える


個展が終わり、

個展を終えてから今年の目標を色々と考えようと思ったのですが
なんやかんや考えることや、雑音も多くあって
時間がかかりました。

結論

色々考えた結論は
人のつながりを大事にできるようになりたいというか
身の回りから、丁寧にいきたいと思う。

そのきっかけは制作のためにミシンや刺繍を始めて、
その後各務原で手織り体験をし、
更にお家でも手織りを始めたことが大きい、と思う。

糸と出会う

糸を紡げば布になる
布は生活に欠かせなくて、可愛いのが織れると心が豊かになる。
それなりに、織るのは大変なのだけど
ストレス発散になる時もある。

自分の名前の漢字の由来を調べましょうと
小学校の授業でやったことを覚えてて
千紘の「紘」の字が立派なひも、みたいな意味で
何それ、とずーーーーーっと思ってたのだけど

岐阜市にはサイリさんという、糸だらけのお店があって、
糸愛に溢れた方々がいて、糸が人びとを繋いでいくのが目に見えて

そんな様子を見てると、立派な紐も悪くないかと思えてきた。

そんなこんなで、まぁ
いっぱいかけーとかうれろーとか言われることもあるんだけど
とりあえずそれは置いておいて、
何事もすっ飛ばさず、紡ぐ気持ちで物事を始めていこうと思っている。

とりあえず周りの生き物を糸で豊かにする

具体的には?

そんな目標を具体的にするとどうなる?というところだけど
ここのところ同じ場所をぐるぐるぐるぐるしているような感じもあるので
視野を広げて挑戦していく、というところで
それが急に上手いこと運んでいくとは決して思わないので
2〜3年かけて、形にできたらいいなと思っています。

「上手い話」ほど信用ならず

布を買えば早い話が
自分で織れるようになると
糸を知り、人を知り、
羊たちや蚕たちのことを考えるようになり
染色を知り、土のことを考える

「早い話」なんてない、と思う
「こうすれば解決」みたいな上手い話は
そう。自分にはしっくりこないので
結果遠回りになっても、人の、生き物の心を持って歩もうと思う。

そういう話。

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