朝が来るとき、一人でよかった。
この夏、自分を、からだを犠牲に頑張っていたことを知っている。そのツケのようなものは数ヶ月遅れで来るどころか、毎月のように高熱が出て、最後は声も出なくなって、そんなにしてでも頑張ろうと決めた自分がいた。
女はつよいなんて誰かが言ったけど、あまりにも脆く、簡単に消えてしまいたくなることも知った。辛い時、そばにいて欲しい人って、わたしの大切な人だから、だから、言えなかった。
心配も、不安も、迷惑も、かけたくなかったのを覚えている。だけどこのまま自分を殺し続ければ、いずれ死にたい