【大槌町地域おこし協力隊】2022年9月活動報告18/36
着任して1年半、ちょうど折り返しの活動報告になります。
大槌の9月と言えば何と言っても大槌まつり。
写真を撮って頂いた方々ありがとうございます。
まつりについては最後の7.にて。
それでは報告をどうぞ。
1.いわて農山漁村発イノベーション人材育成研修
9月9日(金)16:00~18:30
全12回のプログラムのうち第4回のオンライン研修がありました。
㈱エーグリットの荻原氏を講師に、
食品製造の際に気を付けなくてはならない、食中毒の原因や対策、HACCPに基づいた衛生管理計画、食品表示について学びました。
大学時代に授業で一通り学んではいるものの、
MOMIJIという食肉製造の会社に関わった今、改めて学ぶと理解が深まり、よい機会になりました。
2.日本農業賞 応募
以前NHK盛岡放送局のテレビ番組で取材頂いたご縁で、
#日本農業賞 「食の架け橋部門」に #大槌ジビエソーシャルプロジェクト ( #OGSP )を推薦頂き、応募することとなりました。
推薦頂いたものの、
日本農業賞の要領にはまだ「ジビエ」という言葉がないことから、
「畜産業」に並ぶ新たな農業ジャンル「ジビエ農業」をJAに認知してもらう意気込みで応募しました。
結果発表は1月下旬~2月上旬とのこと。
結果が楽しみです。
3.里ジカ捕獲プロジェクト 小鎚地区での活動開始!
農地に出没するシカを捕獲するこのプロジェクト、
8月中も小鎚地区に数か所くくりわなを設置していたものの、
捕獲成績は0でした。
9月13日(火)小鎚地区営農組合の臨時総会を皮切りに、
小鎚地区での活動を本格始動しました。
4.大槌ジビエツーリズム 運営手伝い
一般のお客様に、ジビエを通じて「命を頂くこと」を体験して頂く「 #大槌ジビエツーリズム 」。
参加者さんが多い時にはサポートスタッフとして、準備、片付けやカメラマンとしてお手伝いすることもあります。
9月19日(祝)の「若手ハンターとプチ狩猟体験&ジビエBBQランチ〜狩猟とジビエに触れる〜」をお手伝いしました。
夏シーズンのツアーはこれにて終了となりますが、
ご要望に応じた個別開催も可能です!
是非大槌に遊びに来てください!
5.大船渡ちおことコラボ!インスタライブ開催
大船渡にもジビエ事業化を目指して活動されている地域おこし協力隊がいる!
ということで、大船渡とのコラボでインスタライブをしました!
初めてのインスタライブでしたが、
大船渡市地域おこし協力隊の情報発信担当、臼山小麦さんのフォローのお陰で、大槌でのジビエ事業や現在のジビエを取り巻く状況について楽しくお話しすることが出来ました!
ライブのアーカイブは臼山さんのInstagramから!
6.町内の鳥獣の緊急対応
シカが繁殖期に入り、
強気なオスジカが夜昼構わずメスを探して歩き回る時期になりましたね。
この時期になると増えてくるのが
雄ジカが畑を守る電気柵に絡まる事件です。
普段はこの電気柵がある程度機能して、畑にシカが入らないように防いでくれるのですが、この時期になるとメスを探すあまり電牧が見えなくなってしまうのでしょうか…
この子は絡まったままかなり走り回ったのか、周囲の柵も引き抜いて角に絡めとって、最終的に木に巻き付いて動けなくなってしまいました。
逃がすこともできないので駆除となります。
今回の電気柵はほどくのも難しいくらいに絡まっていたので、
このまま焼却処分となりました。
電気柵も安い買い物ではなく、また設置し直すのも手間がかかるので、
農家さんの苦労が思いやられます…
今回は田んぼに被害がなかったのだけが救いです。
この日はなぜか緊急対応が2件立て続けにあり、
町民から自宅の裏山でシカが死んでいるので回収してほしいとの依頼で
午後は死骸の回収に行きました。
なるほど、立派なオスの鹿で一般の方では運ぶのも大変なほどでした。
MOMIJIの従業員M君と一緒に焼却炉に運搬します。
MOMIJIでは町民の方のお役に立てるようさまざまな業務を行っています。
7.個人的な活動( #大槌まつり )
3年ぶりということで楽しみにしていた大槌まつり、
ご縁があり、#金澤神楽 の一員として参加させて頂きました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?