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六本木の寿司屋カウンターに果物を広げた件


鮨×果物

売上32000円/1h、声をかけた人数5人、購入者5名、2022/10/22🌃

みなさんこんにちは!フルーツボーイ中村です。

今回も

突撃!夜の果物行商物語!

アポなしで、営業中のお店に飛び込み、「果物どうですか?」って本気で売り込むスタイル。
今回は六本木のスナック、バー、通行人と様々な人に声を掛けましたが、その中でもお寿司屋さんに訪問した時のお話をしたいと思います!


いい感じのカウンター

知る人ぞ知る、隠れ家的なお店に潜入してきました。

味のあるお店


その名も sushi iroha

実はこのお店、今回は2回目の訪問で、一番初めは約半年前
その時はもちろんアポなしの訪問。

その時の印象が

超スーパーウルトラポジティブ好印象

だったので、まずはそのお話から。

半年前の訪問の際は

「六本木」「寿司屋」のイメージから、気品が高く、場違いかも、、と少し萎縮しました。芸能人とか政治家とかいたらどうしよう。。

と不安になりながらも

「すみませ~ん、果物屋なんですけど。。」

とここはフルーツボーイの真骨頂。
当たり前感、常連客並みの雰囲気を醸し出しますw

ちなみに心臓はバクバクです・

この後の店主の反応で、この訪問が正解か否かが分かります。

店主
「果物屋?お~!おもしろいね~とりあえず中に入りなよ」

この反応。正解。いや大正解。

・営業中
・しかも接客中
・初見の訳わからん奴の、突然の訪問

これが揃えば、断るのが当たり前でしょう。
わたしも9割は断れると思って訪問しているので、いつも期待はしていないのですが、

この店主、すこし変わった感覚の持ち主なのか
なぜか、ウェルカムモード

私は10年弱、このスタイルで突撃訪問しているので、
何となく、この「変わった感覚」を言語化できるようになってきました。

あえて言葉にするなら

「器の大きいひと」

近年、ネガティブなニュースが飛び交う中、突撃訪問の果物屋は言わば、危険人物。そんな私をウェルカムで受け入れてくれる人はなかなかいません。

勝手な想像ですが、これを受け入れられる人は、過去にいろんな修羅場を潜り抜けてきた人だと思うのです。想定外のことが起きても
「なんとかなる」と思っている人なんだと思います。

しかも当たり前の笑顔で迎え入れてくれるとなると
私の中では器がとても大きい人という感じでランクアップするのです。

さて、前回はその店主のおかげで、いちご、みかん、などを大量購入。店主が買うというよりは、飲みに来ているお客様に

「この子頑張っているから、〇〇さん買ってあげて~」

と仲の良い常連客を紹介してくれるシステム。この店主、なかなかのやり手です。最後はそのお客様の連絡先を交換させてくれるという、なんというお方。

やり手というか、最高のアテンダーです。

店主は相変わらず器が大きかった

今回は1年ぶりの訪問とあって、私のことを覚えてくれているか不安だったのですが、

私が、入り口から侵入しようとしたその時に

「お!ひさしぶりー!」

と声をかけてくれました。
ドアがオープンしており、見切れていた私に、店主の方から声をかけてくれたのです。

なんとも嬉しいファーストコンタクト。

中に招かれ、流れに任せて、カウンターに着席。
早速、今日のお客様を紹介してくれて、そのお客様が5000円のシャインマスカットをソッコーで購入。

感謝。
流石のアテンダー。

覚えてくれているかな~と抱えていた不安が一気に吹き飛び、今日はこの店に尽くそうというモードに切り替わりました。1年前にお客様を紹介して頂いたことは、嬉しい反面、借りを作ってしまった、という想いで、何かお返ししなければ、とずっと心に残っていたのです。

今回も店主に先手を取られ、すでにシャインマスカットを買ってくれていたので、ちょっと待ってください、といって車から、とっておきの果物を取り出す。

にっこり梨(栃木)
天みかん(和歌山)

こんな時のために、試食用でとっておいた、食べ頃(完熟)の果物。

そう。私は行商人であるまえに、果物屋。10年間いろんな果物を食べてきたので、どれが美味しい、果物かは熟知しておるのです。

まあまあの知識を持っています。

「これ、是非皆さんで食べてください!」

と思い切って、カウンターに並べると、店主が

「ありがとうー!嬉しい☺」

と喜んでくれました。

めちゃ大粒!皿に盛られると美味しそう!


車から戻った頃には、先ほどのシャインマスカットがお皿に盛られておいたので、

「よし、これも食べようぜー!」

とノリノリ。

すし屋の大将が梨をカットするというなんともシュールな画ww


梨を「さばく」店主

カウンターにはシャインマスカット、梨、みかんが色とりどりに並べられるキッチンでは今、まさに売っていた梨を店主がカッティング。
食べながら「うんま~」というお客様。

果物屋として、こんな嬉しい光景はない、、うるうる

私もウーロン茶を頼み、しばしの間、この空間に浸りながら
最高の時間を満喫させていただきました。

そしてパシャリ!

スタッフが可愛い

あまりにもスタッフが可愛かったので、お願いしました。
果物女子は本当に映える!!!!

また、店主が来週誕生日だったので、
別のぶどうと柿を包み、プレゼントしました。

これで、前回の恩返しはできたかな、と思って、

「今日はありがとうございました!」

とお礼を言うと

「中村君、俺にもシャインマスカット買わせてよ!」

といい、5000円のシャインマスカットを購入。

今日は「与える」つもりだったのに、、またもらう形になってしまった。
同席していたお客様に加え、あとから来た別のお客様まで紹介してもらった。

本当にありがとうございます!!!

また店主にしてやられた、、借りを作ってしまった、、

少しの悔しさを残し、お店を後にするのでした。
よし、次回はプライベートで普通にご飯を食べに行こう

今日の学び

今回は、人のつながりから生まれる購入について。

これまでアップした記事にある通り、私は新規のお客様に購入してもらうことは得意なのですが、そのお客様に2回目、3回目とリピート購入してもらうことには少し抵抗があるのです。

もちろん味に自信を持っていますし、次回も話を聞いてくれるだろう!と確信はしているのですが、なんだか遠慮してしまう、というか。。

ここは私がもっとよくしていかないとなぁと反省しているのですが

やはりこのような形で生まれる購入はとても美しいと思うわけです。

それは、自分が動かなくてもよい、とか決してラクをしたいからというわけではなく

ご縁を大切にし、人の好意にお返ししてしていく

という形がとても素晴らしいと思うからです。

なんだか人の温かさに触れられるというか、、

自分一人でゴリゴリ売るのもいいですが、このような形で売れていくのも素晴らしいなあとしみじみ感じました。

今後もこのお店とは良い関係を築いていけたらと思います。

それではまた!

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