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えげつない門構えのスナック。恐る恐る入ると、


売上9000円/1h、声をかけた人数20人、購入者3名、2022/08/24🌃


みなさんこんにちは!フルーツボーイ中村です。
本日は北区赤羽。昼間からにぎわっている居酒屋さんも多く、日本でも随一の飲み屋街です。今回はそんな飲み屋街から大通りを一本挟んだ、スナック街に行商販売した時のお話です。

強烈な店がありましたので紹介します!汗

これが入り口

まずはこちらをご覧ください。

すごい門構え!!!

いや、これ入り口なのか?と一瞬疑いたくなるのですが、よーく見ると、扉らしき板とドアノブを発見することができます笑


主張がすごい

突入する前に、その入り口を堪能しようと思います。
どうやら、テレビでも取材されているお店らしく(これは取材したくなるw)、タレントさんが映っていたり、取材履歴が書かれていたりします。
そして、かなりの「美女」推し。張り紙には女の子の顔がプリントされ、惜しむことなく、オープンにされています。

ちゃんと「営業中」ののぼり

これまで、いろんなスナックに入ってきましたが、ここまで心理的にも物理的にも入りずらいお店は初めてです(笑)

営業中、とのぼりが立っているので近づいてみます。

ドアに近づけば近づくほど、恐怖心が増してくるのはなぜでしょう。。笑
ドアに耳を当てると、ドンチャンしている騒ぎ声が。。

かなり盛り上がっています。

よし、勇気を振り絞って

がちゃ

第一印象の重要性を心得ている中村は
元気よく、そして当たり前のように

「こんばんはー!果物屋でーす」と

ドアを開けきって飛び込んできたのが、ドアの一番近くで座っていたママらしき人物。向かいのお客様二人と談笑中だったのですが、私の登場により、中断。

「何あなた~?」

不安な声で尋ねているというよりは、興味を持って聞いてくれていると感じたので、次のステップへ。
(お客様と一緒に階段を上ることが大事。詳細は以下の動画から)


続けて自己紹介

「今、夜のお店を回っていまして、果物見てもらっているんですよ~」

店内には20名くらいいたでしょうか。どんちゃん騒ぎしていた空気が一瞬止まり、全員の注目を一斉に浴びます。

この瞬間がいつもたまらなく怖いw

「めっちゃいい果物を持ってきたんで、一個いかがですかwww?」

この「一個いかがですか?」のフレーズで自ら吹き出すように、誘い笑いをしてアイスブレイクをするのが私の必殺技。

同じタイミングで、聴衆が笑ってくれれば大成功です。
詳しくはこちらの動画から

そんな感じで爆笑をかっさろうと、得意の自己紹介に移ろうとしたその時、その言葉を遮るようにして、ママが

「それ熊本?私鹿児島よ?」

と割り込んできました。私が抱えている段ボールに書かれていた「熊本」に反応し、反射的に言ったのでしょう。一生懸命アイスブレイクしようと頑張って話していた私の自己紹介は完全に無視。全く聞いておりませんでした笑。

それよりも「熊本」

しかし、これはむしろオッケー!
もう完全に興味が商品に向いている証拠なので、興味が冷めないうちに、プレゼン。

「え、鹿児島なんですか!!おー!今日初めて会いました!!」

2.5倍くらいのテンションで反応します。
ここはもう、ご主人様からエサをもらう子犬のようにキャンキャンと反応しますw

「鹿児島ですか~、うわー、すごいなぁー!」
(何がすごいのか分かりません、笑)

横目で、ママさんの顔が緩んだことを見計らい

「えー!ちなみに熊本の幻の梨は知っていますか??」

と果物の話にすり替えます。

ここからは、私の果物愛と持ち前の情熱的なプレゼンでママさんを虜にするだけ。目の前に座っていたお客様が、なんと奄美大島出身ということも手伝い、話が盛り上がり、みかん、梨、干しトマトなど計7000円分を購入!

なんとまぁ楽しい空間でした。
最後に名刺を渡してまた来ることを約束しました。

今日の学び

今回の学びは「自分が起点となる」重要さです。
よく「お客様は自分を映し出す鏡である」という言葉を聞きますが、これはまさにそうだと思います。

本文で「子犬のようにキャンキャンと反応」と書きましたが、ここがポイントかと思います。

犬を飼っている人は分かるかもしれませんが、愛くるしい犬のしぐさ、例えば元気に動き回っていたり、甘えたくて近寄ってきたりするのをみて、それにつられて、こっちも笑顔になった経験はありませんか?子どもや、赤ちゃんなども同じでしょう。

相手を笑顔にしたいのであれば、まずはこちらが笑顔になります。すべてはこちらが起点で、こちらが主導権を持ちます。その時に100%の気持ちで笑顔になれるか。これがとても重要で、解像度が高い、きれいな写し鏡になっているかどうかはこのパーセンテージにかかっています。例えば、緊張や不安が混じった70%の笑顔はいわゆる「作り笑顔」になり、その鏡に写し出されたお客様も同じように、70%作り笑顔になってしまうのです。

ドアを開けてからの初見の表情もそう。すべてこちら次第です。
100%に持っていけるか。

まぁこのパーセンテージをどれだけ100に近づけられるか、の話は主旨とズレてしまうので、またの機会にということで。

それよりも

「起点はすべて自分」

ここです。

改めてこの重要性を感じたひと時でした。

ちなみにこのスナック雪子、中の雰囲気はかなり良かったです!私が訪問した時は、ほぼ満席で、若くて、ノリの良いお客様が多く、めっちゃ盛り上がっていました!ちょうど若い男性が「マイケルジャクソン」歌っていて、マイケル歌えんの?と思って聞いていたら、めちゃくちゃうまくてびっくりしました(驚)

いつかお客さんとしても、いってみたいなぁと思いました!

それではまた!





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