デラウェアの進化版!?その名もサニールージュ
みなさんこんにちは!フルル社長 / フルーツアドバイザーの中村です!
農家さんが作る珍しいKUDAMONO を毎月1つだけ、徹底的に厳選し、
皆様にお届けする定期便サービス、それが「フルル」。
日々頑張っているあなたへ、最高のご褒美体験をお届け🎁
「埋もれている宝を発掘し、優秀な農家さんを全力で応援します!!」
さぁ、今年は各所で猛暑日が相次ぎ、農作物にも影響が出ております。果物界にも少なからず影響は受けておりますが、そんな中でも、確実においしいものをお届けするのがこのフルル。今回もフルーツアドバイザー中村が選びに選び抜いた商品をお届けします!
今回ご紹介したいのはこちら!
サニールージュというブドウです!!
✅世界には1万種、日本には1000種類!
みなさん知っていますか?実はぶどうって世界で1万種類もあるんです。しかもその一割は日本が占めています。実はこれ、去年のナガノパープルを紹介した際にもお伝えしたのですが、世界のぶどうは、ほぼワインなどの加工用に使われる酸っぱいぶどうであるのに対し、日本で作られるぶどうはほぼ生食用なのです。私たちは当たり前のように甘ーいぶどうを食べていますが、海外の人からすると、ぶどうが生で食べられて、しかも甘い!というイメージを持っている人は少ないかもしれません。
私たち日本人からしたら、ちょっと信じられませんよね。。
デラウェア、ピオーネ。巨峰、シャインマスカット、、私たちからすると、甘いのは当たり前で、次の「種があるかorないか」の議論を交わしているくらいですからね~笑
さて、そんな事実を知ると、日本の土地環境や農業技術、それを上手に扱うことができる日本農家さんには本当に頭があがりません。目の前にある日本のぶどうは貴重な産物であり、当たり前のことではないんだなと、海外と比べることで改めて実感します
✅値段に差があるサニールージュ
さて、今回の商品の紹介に戻ります。
実は今回のサニールージュというぶどう。種がないことに加え、甘ーいぶどうであることに間違いないのですが、実は値段に差がつきやすいぶどうとも言えます。どんな果物もそうですが、値付けの大きな要素となるのはクオリティが高いか低いか、が重要となってきます!
特にぶどうの場合は、味のクオリティ以外にも、見た目のクオリティ(粒の大きさ・茎の太さなどビジュアルのきれいさ)、皮ごと食べられるのしても、皮が口に残りやすいか、残りにくいか。皮が食べられないのであれば、皮離れが良いかどうか。。
いろんな要素が絡んでくるわけです。どんどんクオリティが上がるにつれて、審査のハードルも上がり値段に差がつきやすくなっています。
糖度◎、粒の大きさ◎、皮ごと&口に残らない◎
などすべてのクオリティが高ければ、当然値段も高くなりますし、どこかのクオリティが低ければ、それに伴って、値段も下がるわけです。昔は珍しかったシャインマスカットですが、今ではそこら中で販売されていますよね?審査する要素も増え、消費者の舌も肥えてきています。全員が質の高いぶどうを作ろうという競争意識が強くなり、その結果、1房1000円以下で売っているところもあれば、1房1万円以上で売っているところも出てきているわけです。
そう意味ではサニールージュもいろんな評価すべき要素があるので、シャインマスカットに似ているといえるでしょう。
✅糖度◎、果肉のプルプル感◎、皮離れ◎のサニールージュがベスト!
そのうえでサニールージュについて語らせてください。
イメージはぶどうの王道、みんな大好き「デラウェア」の粒を大きくした感じです。つまり皮は食べられないけど。果肉のボリュームがあるって感じです。
そして着目ポイントは次の3つ
①糖度が高いこと
これは18-19度と非常に高い数値なのですが、酸味が非常に少ないのが特徴と言えます。酸味があり喉に引っかかるような違和感がないので、スッと甘さを感じられます。子どもは虜になるでしょうね~
そして
②果肉がプルプルで柔らかい
デラウェアよりも粒が大きいと聞くと、シャインマスカットのようなしっかりした果肉をイメージするかもしれませんが、そんな感じではなく、プルプルしたゼリーのような柔らかい果肉です。口の中でとろけるような感覚に襲われるので、幸せ気分を味わえます、最高です~(嬉)
そして三つめが
③皮離れが非常に良い
これはつまり、皮は食べられないことを意味するのですが、まさにデラウェアの感覚で口の先で果肉をチューっと吸い込めば皮がスパンと取れます。気持ち良いくらいとれるので、癖になることでしょう!
ちなみに
果肉がプルプルしているうえで、皮離れが良いってのはなかなか貴重です!
個人的にはサニールージュの一番の推しポイントはここだと思っています。
✅ブルームがついている粒を選ぶべし
そして最後、これはサニールージュに限らず、ぶどう全般に言えるのですが、粒の表面についている白い粉があるものを選んでください(写真)。
これはブルームと言われる、鮮度を保つ粉で、害虫から粒を守る働きもあります。なんだかホコリみたいで、洗い流したくなるのですが(笑)、食べる直前までそのままで(できるだけ触らないで)、食べる時になって初めて洗って食べてください。
これはスーパーや八百屋さんなどで選ぶ際にも役立つ知識なので、ぜひ覚えておいてください^^
ではでは、最後にサニールージュの特徴をまとめます
【産地・生産者】…山梨県、山形県のどちらか
【味】・・さっぱりした、しつこくない甘み (詳細は上記)
【食べ頃】・・・到着後すぐ食べてOK、実はヘタが少し茶色くなっていた方が(古くなっている方が)おいしい。(ぶどう全般に言えます)
【保存方法】・・・冷蔵庫(できれば冷風が直接当たらないような野菜室)
【日持ち】・・・届いてから、1週間以内に召し上がってください。
【おすすめの食べ方】・・・ぶどうは下から食べるのがおススメ。上に行くにつれて甘くなっていくので、甘さを実感しやすいです
✅ フルルについて
さて、いかがでしたでしょうか?今回はかなりのタレントが揃っている国産ぶどう1000種類の中から選出させていただきました!サニールージュが皆さんにとっての新しい発見になれば、とても嬉しいです。
ぜひ、皆さんの周りに地元でしか知られていないフルーツや、特徴的で面白いフルーツがあれば教えてください☺フルルは日本のフルーツ農家さんを応援しております☺
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