【2022年12月26日追記】逆カプと〝物理的〟に距離を置く方法について
こんにちは、ほうりです。
以前、三十年あまり振り回されていた逆カプや地雷カプへの怒りをピタリと止めた方法を書きましたが、今回はその続きのような話です。
前回の記事では主にメンタル的な部分に着眼して書きましたが、今回は物理的に距離を置く方法について書いていきます。
どんなに頭の中で思っていても「嫌な気持ちになるのは分かっているのに逆カプや地雷カプを検索するのを止められない」という方もいると思います。
それ、超分かります!ついこの間までの私もそれでしたから。
分かっちゃいるけどやめられない。まさにそんな言葉がピッタリなんですよね。
なので今回は、前回のメンタル的な部分+αとして、物理的に距離を置く方法について述べていきます。
逆カプや地雷カプと物理的に距離を置く方とは?
それはずばり、手順を面倒くさくすること。
もっと言えば、検索したり調べるまでの手順のハードルを高くして、この行動をするのは不便であると脳に教えてあげることです。
人はやらなければならないことはとにかく細分化して、ハードルを低くしてやりやすいものから取り掛かって少しずつやっていくことが多くの書籍やツイッターなどで提唱されています。
これは目標をきちんと遂行できるため、少しずつでいいから継続して続けられる方法でもあるのです。
例えば〇月〇日までに本を出すとしたら、最初の一日目はツールを準備する、二日目は一文字だけ打つ、三日目は一行だけ書く…みたいな感じで、とにかくやりやすくするために徹底的にハードルを下げていくことで、期日までに本を仕上げられることができるという寸法です。
では逆に、大して手順を踏まずに指一本で検索すれば容易に逆カプや地雷カプが目に入ってしまう。いくらブロックしても簡単にブロックを解除してしまえば見れてしまう逆カプや地雷カプの作品があればどうなるでしょうか?
いつまでたっても見たくないのに見てしまうというジレンマに陥り、なかなか逆カプや地雷カプへの怒りや憎しみといった執着から抜け出せません。
なのでそれを阻むために、敢えて逆カプや地雷カプが目に入りやすい状況を正しく改悪していく必要があります。
逆カプや地雷カプを簡単に検索したり作品を見てしまえる環境にある場合、とにかく見る気が起きないように手順を面倒くさくすることが大事です。
例えばA×Bが地雷、もしくは逆カプで検索してしまった場合、まず閲覧履歴を消します。
全消しでもいいですし、部分的に消すのもありです。
勿論Twitterの検索バーの履歴も消去します。
pixivプレミアムに入会している場合も同様です。
勿論逆カプや地雷カプの名称はミュートワードに設定するのは常識中の常識です。それらを推している人の垢も場合によってはミュート及びブロックしても構いません。自分のメンタルの方が大事です。
A×Bを検索したら必ず行うように習慣づけしてください。
人間は習慣の生き物です。A×Bという地雷カプや逆カプを検索するようになったのもある種の習慣です。
人によりけりですが、新たな習慣ができるまで平均しておおよそ二か月ちょっとかかるので、毎日続けてみてください。
とにもかくにも逆カプや地雷カプを検索したら履歴を消去、勿論ブックマークもしない。
そして逆カプや地雷カプを検索してしまった自分を責めない。
ここが一番大事ですが「きちんと検索履歴も消せたしブクマもしなかった偉いね。この調子で頑張って行こうね」と褒めていく方向で行きましょう。
そうすると少しずつですが「やればできるじゃん!私!!」となって、継続する力へと変わっていきます。
私はこの方法を試して見て一か月弱で逆カプや地雷カプを検索するのは止められました。
マジで面倒くさくなるんですよね。どうせ検索したところで履歴にも残らないしブクマだってしない。なら最初から検索する必要なくない?って。
それよりもこんなことに時間を割かないで、もっと推しカプを愛でていきたいし、何なら新しい趣味にも挑戦したいという気持ちが湧いてくるんですよね。
これはマインドコーチングを併用しているおかげでもあるんですが、とにかく逆カプや地雷カプを検索する自分の習慣にこの習慣を付け加えるだけで、一切検索しようなんて気持ちは起きなくなりました。
逆カプを検索したら点数をつける。
こちらの記事で書きましたが、逆カプ・地雷カプを見てしまった場合、ノートにその旨を書いて点数を着けていきましょう。
点数はだいたい1~4点で着けていきますが、恐らく3点以上になることはないと思います。仮に3点以上になったのなら、すでに逆カプや地雷カプに対する怒りもムカつきも薄れている可能性が高いので、普通に受け入れたり愛でたりする方向へ変えていけばいいだけです。
多分それを見るのも嫌で見てしまっている嫌悪感や自身の弱さに打ちのめされてしまうと言った動機もしっかり書いていきましょう。
これは脳の錯覚を利用した方法で、点数が低いものほど脳は『これは自分にとって実りや幸福をもたらさない』という認識を強めるため、徐々に点数の低い行動をサボるように働いていきます。
またこれと併用して、その日あった出来事に対し3~4点に値することも記録していけば、必然的に脳は高得点をつけたものに関することの情報を集め、そちらをやるように導いていきます。
そうすることで1~2点にしかならない逆カプや地雷カプの興味も薄れ、本当の意味で自分がやりたいことだけをできるようになっていきます。
スマホのスクリーンタイム(Digital Wellbeing)を使う。
逆カプや地雷カプへの検索を始め、今は情報収集ではスマホを使うことが圧倒的に多いと思います。
ツイッターにしてもpixivにしてもアプリで逆カプや地雷カプを検索してムキーっとなる時間を減らしたいのであれば、スマホに搭載されているスクリーンタイムを使ってみてください。
これは主にお子様にスマホを持たせる親御さんが使う機能ですが、逆カプや地雷カプを検索して無駄に時間を過ごすという人にも十分使えます。
スマホの設定→スクリーンタイム(AndroidならDigital Wellbeing)で出てくる機能なので、まず頻繁に利用するアプリの利用時間を確認してみてください。あまりの利用時間にビックリすると思います(私はしました)。
そしてスマホで開くアプリの制限時間を右にある砂時計をタップして設定します。
そうすると使用制限時間が来たら自動的にそのアプリはその日一日使えなくなり灰色に変化しますので、必然的に本当に必要なものを見るためにしか開かなくならざるを得なくなります。
ちなみに制限時間を解除することは勿論可能です。
同じようにスクリーンタイムページでタイマーを削除するか、もしくは午前0時にリセットされるのでその時間を待つかのいずれかを選べます。
敢えて無制限に使えるところに制限をかけることで、情報の取捨選択のクオリティが高まりますので、この技も是非合わせて使ってみてください。
アンカリングの応用で輪ゴムを使って逆カプの思考を止める
これはつい最近やり始めたことなのですが、手首に輪ゴムを嵌めて逆カプのことを考えた時すかさずそれを弾くという方法です。
長年の悪習はなかなかすっぱり断ち切るのは難しく、頻度は減りましたがそれでも負の成功体験を求めてしまい、逆カプを検索して気分が滅入ってしまうのはゼロにはなりません。
なので逆カプのことが頭に浮かんだ場合、輪ゴムを引っ張っり刺激を与えることで思考を停止し、逆カプのことを考えてしまっていたということを自身で認識し、その代わり自分の推しカプややりたいことを考えるという方法を用いてみましたが、これがすごくよく聞きます。
これは特定の刺激をキッカケ(トリガー)として、特定の心理状態(アンカー)を引き出すアンカリングという方法です。
これはマインドコーチングの師匠とも言うべき人からお勧めされた方法で、もともとはネガティブな言葉が思い浮かんだ時に手首に嵌めた輪ゴムを引っ張り刺激を与えることでネガティブ思考を故意に止め、その代わりポジティブな言葉を思い浮かべるというやり方なのですが、逆カプにも応用できるのではないかと思い実践してみました。
いざやってみると最初の頃はもう一時間に10回くらいピンピンピンピン輪ゴムを弾いていて、自分こんなに逆カプや地雷カプのこと考えてたのか!?と驚きました。
まだ初めて一週間も経過していませんが、刺激を与えることで思考の切り替えをする癖がつくことで、新たなネタが浮かんで来たり、やる気もモリモリと湧いてくるのでお勧めします。
三週間や一カ月もするころには手首に嵌めている輪ゴムに触れることで思考の切り替えが出来、新たなやる気やポジティブな言葉が浮かんでくるとのことなのでこちらも習慣化していきます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は物理的に逆カプや地雷カプと距離を置く方法を紹介しました。
どうしても許せない逆カプや地雷カプへ捕らわれている時間って、視野が狭くなっている状態で見ると「それがどうした!?私はこの逆カプや地雷カプを駆逐するために生まれてきたんだぎゃーーーーー!!」みたいにバーサーカーモードで手が付けられない状態なんですが、本当の意味で心身ともに健康的に幸せになるというゴールを設定すると、客観的に見つめ直すのが前提になってきます。
とすると、逆カプや地雷カプへ使う時間がとても勿体なくなってくるんですよね。でも実際逆カプや地雷カプへの復讐心や怒りが創作のモチベーションとして習慣化しているのならちょっとやそっとのことじゃ変えられません。
だったら新しい習慣を取り入れて手放したい習慣を塗り替えていけばいい。
これは二次創作の逆カプや地雷カプに限ったことではなく、生活のすべてで応用できます。
頭でわかっていても止められないのであれば、まずは物理的に逆カプやじらカプから距離を置くところから始めてみてはいかがでしょうか?
少しでも皆さんの二次創作活動が有意義なものになることをお祈りしています。
ではまた。