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俺から学べおじさんの話はなぜつまらないのか?
「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である」
とは松下幸之助の言葉ですが、すべてから学べるのであれば部下や後輩が他ならぬあなたから学ぶ理由は何なのでしょうか?
覇気のない後輩や部下に対して「あいつは学ぶ姿勢が足りない」と言う方がいらっしゃいますけど、問題は本当に後輩や部下にあるのか。
彼らに覇気がないのは自分の前でだけではないのか?
なんでこんなことを考えているのか。
"俺から学べおじさん”や"私から学べおばさん”っているよなぁ、そしてあんまり好まれないよなと思ったからです。
もちろん、このネーミングはちょっとディスっていますが、今回の目的は別にそういう方をディスることではありません。
先輩の声が後輩にきちんと届くようにするにはどう伝えたらよさそうかという内容となっています。
俺から学べおじさんはなぜつまらないのか
見出しから飛ばしててすみません。
でも、正直に言ってつまらないことが多いです。
飲み会や交流会でほぼほぼ初対面の方が、とにかく「大人の話はよく聞いとけよ」とか「先輩からちゃんと学べよ」とアドバイスし、続けてひたすら自分語りを始めてしまう。
これ、面白いと思う人はそんなにいるんでしょうか?
といって、おっしゃられることに共感できないわけではないしどうでもいいことをしゃべっていると感じているわけでもないのも確かです。
僕なんかよりたくさんのことを経験しておられて、素直に尊敬もできるし、かなわないなとも思う。
本当に大事なことを言っていると思うし、教訓になるエピソードを話してくださっていることもわかっている。
なのに、なぜこうもつまらないのか?
誰に話しているんですか?
それは、「これ、誰に話してるんだろう?」と思わせる言い方をしているからです。
だんだん退屈になってくる話をする方は、聞き手への質問が少ない傾向にあります。
対話しているのに、僕に質問を投げかけられることがほとんどない。
たまにあるかと思ったら「ちゃんと聞いてるか?」か「つまりどういうことかわかるか?」みたいな内容ばかり。
これって「栄養価の高いものたくさん用意したから食え、早く食え、もっと食え。ちゃんと噛んでるか?味わってるか?返事しろ! 」とやっているのと同じ状態。こんなので栄養を吸収できたらそっちの方が賢いし優しいし大人な人間に決まってます。
質問が少ない方と話していると、
あぁ、この人は僕にではなく、"学生”とか"若者”という概念に向かってしゃべっているんだな、すごくYouTube向きだな、早くYouTube始めてくれないかなとすごく思います。ディスっているのではなく、本当に。
しかし、残念なことにそういう人に限って「デジタルよりアナログに価値がある」とか言ったりしがち(これはディスってます)。
説教とかポエムみたいな語りが好きならこうやってnoteに書いたりツイートしたり、YouTubeでしゃべったらいいと思います。2時間も一人で話せるのは稀有な才能です。ライターの方にお金を払って語るのもおすすめ!
質問した方がいいと思います
コミュニケーションは一人では成り立たないもので、話がつまらないならその責任は聞き手と話し手双方にあるのを理解してはいます。
でも、先輩の方が優しくて賢くて面白いわけじゃないですか?
それに、
自分が話すよりは上手く質問して相手に気持ちよく話させる方が難しいし、相手のなんでもない話から学びを得る方が難しいわけじゃないですか?
だったら先輩の側が難しくて面白いことをしましょうよ。後輩の方が賢くてやさしいなら仕方ありませんけど。
もっと質問して、後輩の優しさと賢明さと面白さを引き出す方に回りましょうよ。
いかがですか?
後輩だって、当然気持ちよく話した後の方が気持ちよく聞く姿勢になれるはず。
先輩の学ぶ姿勢、どんな話も面白がる姿勢を目の当たりにした後の方が熱心に学ぼうとするはずです。
最後に〜主に後輩へ
僕がnoteに書いていることはだいたい自己満足なポエムか説教だと思っています。あとは宣伝?
とはいえ、楽しみつつ、誰かの心に響けぇ〜と思いながらやっています。
これをわざわざ誰かを呼びつけて直接語ったら迷惑だろうなと理解はしつつ、にやにやしながら書いている(笑)
何が言いたいかというと、僕の語りたい欲みたいなものは存分にnote読者のみなさまに満たされているので、誰かと話すときにはぜひ聞き役に回らせてくださいということです(言い過ぎました。ちょっとは語らせて💦)
悩みを聞くのも、面白がっていることや熱中していることを聞くのも、大切な人たちについて語るのを聞くのも大好きです。
最後に。
主に後輩へ。僕が先輩なのを気にして語るのに抵抗があったりするかもしれませんが、大丈夫です。気軽に「今日語らせて〜」「俺の話を聞かないか?」とか連絡してくれて構いません。というかぜひ聞かせてください。
ではでは。今日はこの辺で〜
最後までお読みいただきありがとうございました!
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