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通訳勉強会 Study Camp 2

今日は仕事の合間に、母校の大学生による通訳勉強会(ISG)のStudy Campに参加してきました。3月までは私が代表を務めていたのですが、4月からは後輩にバトンを渡し、学生主体で運営してもらい、私は通訳技術などのアドバイスに専念できるよう顧問になりました。

このStudy Campは今回が2度目で、前回は1月でした。

https://note.com/kucyugi/n/n0a73e4a3f7a3


このイベントでは参加者が全員英語・日本語・スペイン語のどれかでプレゼンし、かつ通訳もするというなかなかハードな活動を行なっています。なおスペイン語のプレゼンについては、西→英→日というリレー通訳も行いました!

冒頭、私から挨拶。これから通訳の嵐が始まる・・・。

ずっと訳していると頭がぼーっとしてくるので、定期的にストレッチしたり、甘いものを食べたりして気分転換することも重要です。

卒業生からの差し入れも!

前回と比べても学生のプレゼン力、通訳力は確実に上がっていました!入部間もない一年生が先輩顔負けのプレゼンと通訳を見せてくれたり、長く在籍しているメンバーは通訳に落ち着きもあり、安心して聞くことができました。

今日一番難しかったプレゼン。訳す学生も必死です。

このプレゼンでは少し学術的な内容を含み、情報量も多かったので、学生はメモ取りに苦戦しました。そこで私がアドバイスしたのは、「もしメモ取りが難しいと分かったら、一度聞くことに専念してみよう。聞いて頭で理解できればそれを訳せば良い。メモはあくまでも補助として使おう」ということです。言うのは易し、行うは難しですね。

とはいえ、思えば一年前の彼らの通訳動画と今を比べると、その差がよく分かります。やはり継続的に参加しているメンバーは確実に伸びています。メモから訳出開始までのスピードも速いし、訳出も無理なくスムーズに出ています。

実際学生として商談通訳に入って成功したメンバーもいます。通訳をして人様のお役に立てることに大きな喜びを感じてほしいと思いますし、その気持ちこそがキャリア形成に重要なのです。

Study Campのプレゼンについては、私は世界遺産について、その他卒論構想、留学先の紹介、アロマセラピーについてなど、幅広いジャンルの通訳を経験しました。実際のフリーランス通訳現場でも、様々な分野の通訳をすることから、今日のStudy Campは実際の仕事にも通ずるものがありました

私は次の仕事が控えていたので途中退席しましたが、その前に歌を歌わせていただきました。通訳勉強するのになぜ歌?と思われるかもしれませんが、はい、理由はありません(笑)。私が来る=何か歌って帰るという公式が定着しております(というか定着させました)。

Linkin Park のOne More Lightという曲を歌いました。

コロナも落ち着いてきたので、これからはもう少しこのような活動を増やしていければと思っています。来月は神戸通訳ツアーを企画しています。また大学生と通訳で盛り上がれたら良いなと思います。通訳勉強会の皆さん、お疲れ様でした!

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