高山を通りてゆけば面白し
くしふる神社後方のくしふるの峰
これより北方、荒立神社後方より左側へ連なる山々を「神漏岐山」という。
大祓の詞にでてくる『高山』と『短山(ひきやま)』。
この地図をもとに歩いてみた。
山上は割と道らしくなっているが、祠や碑も建っていないため、あまり分からないが、通称『七福神山』。
標が建っているのでトンネルを掘る際に調査に入られたのだと思われる。
『短山』
短と書いて「ひき」と読む。
次に高い山が出てきた。
おそらくこれが『高山』であると思われる。
山肌にゴツゴツとした岩がのぞかせる。
崩れただけなのかもしれないが、洞窟のような不思議な空間も。
気になったのはこのメンヒルのような岩。
やはり霊山としてお祀りしていたのではないだろうか!?
さらに行くと、また高い山がそびえたつ。
最も高い山、『天の香具山』とある。
印象的なのは岩が割と目立つこと、そして山道がしっかりとあり、歩きやすいこと(ただし、上り下りはかなり急、道はない)
『天の香具山』は浅ヶ部地区にある天の香具山のことかと思っていたので、もしかしたら私の間違いかもしれないので、ご存じの方にご教授願いたいところである。
しかしながら本組の地図によると、この一帯までが『神漏岐山』であり、興梠一族の大きさを感じざるを得ない。
この山一帯に「しゅのまん」と「たうきん」という夫婦の鬼とその子供たちが住んでいた。
この者らを”えなきもの”といった。
「建武5年 高千穂十社御縁起」
https://note.com/kucky918/n/nb4c429df6e29
※ 以前書いたこちらを参照いただきたい。
参考文献
本組公民館 神々の里 本組 たかまがはら
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