県指定有形文化財
高千穂町三田井地区の荒立神社には県内最古の鰐口があります。
面径19.6センチ、最も厚い部分は7.5センチになります。
これが昨年の9月に県指定有形文化財に指定されたのでした。
鰐口とは仏堂の正面軒先に吊り下げられた仏具の一種である。神社の社殿で使われることもある。金口、金鼓とも呼ばれ「鰐口」の初見は正応6年銘をもつ宮城県柴田郡大河原町にある大高山神社のもの。 金属製梵音具の一種で、鋳銅や鋳鉄製のものが多い。鐘鼓をふたつ合わせた形状で、鈴を扁平にしたような形をしている。
※ ウィキペディアより引用
この他の鰐口としては押方地区の押方氏の地蔵堂にもみる事ができます。
下側が鰐の口の様になっているのが特徴的です。
さて、荒立神社所有の鰐口には天授6年とあり、西暦では1380年となります。
肥州池山寺と書いており、こちらに奉納されたものが、ここ荒立神社へきたのか、その経緯は不明なそうですが、それを拝める事ができ、その立派さと保存状態の良さに感動しました。
その他にも銅鏡がありました。
いつもと違った荒立神社を感じる事ができたのでした。
最近では現在の社殿より裏の山手に元宮が出来ています。
そして、その前方には石垣のような跡が!?
やはりこの周辺に元宮があったのでしょうか??
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