「私はヨーコ JAL17期生」
2025年に開催される大阪万博に、空飛ぶ車が出品されるそうだ。
その写真を見たが、車ともヘリコプターともみえる代物であった。
他にも既に開発しているメーカーもあるようで中にはバスも登場している。いずれも羽は申し訳程度でエンジンはぶら下がっていない。燃料は電気だそうだ。
形はともかく、一体空路をどうやって決めるのだろうと疑問に思った。
旅客機操縦のプロであるJALの機長は甚だ懐疑的である。
普通、航空機の操縦技術を獲得するには10年近くかかるし、車なら所有者が免許を取得して運転するが、空飛ぶ車はどこで免許を取るのか、教習場は空の上なのか、管制塔の誘導も無しにどこを進めばいいのか分かるのか、航空標識は雲の上にでも突き刺すのか、エンストでもしたら滞空したままJAFならぬJAA(テキトー)を待つのか・・・などなど問題を提起している。
お値段が1台1億円だそうで、ホリエモンでもなければ手を出さないだろう。
私は遠からずあの世へ行く年齢なので、自宅上空で事故が起きたらどうしようなどと余計な心配はしてませんが。