話し上手と聞き上手
昨日は打ち合わせの流れで、CDにかかる印税の出荷控除とパッケージ控除をどう考えるか?について、レコード会社の営業や制作の現場、レーベル経営やアーティスト側の見地も踏まえお話しする機会があり、今までで一番しっくりきてわかりやすい説明だわ・・・と、とても喜んでいただけました。
出荷控除とパッケージ控除だけで1時間も話すなんて自分でも初めてで、お相手はいわゆる音楽業界に身を置く著作権の専門職の方なので、どう考えても知識と言うところではかなわないのですが、そもそも頭がよろしくない私ゆえ、経験の中で恥をかきながら涙ながらに徹底的に噛み砕いて理解して覚えていった知識なので、わかりやすく説明する自信はありました。
しかし振り返るに、わかりやすい説明とは、実は聞く人が聞き上手かどうか?ってのが大きな要因になるって事も実感します。
「なるほどそれは知らなかった!」
「そこはわからないのでもう一度説明して?」
「もしかしてこの場合はどうなの?」
「そうしたらこれはどうなるの?」
・・・など、こちらの説明をうまく導いてくれるので、説明するのもノッてきて、面白おかしくいろんな引き出しを引っ張ってきて説明できるわけです。
それを考えると、何かのコンベンションなどで、モデレーターがいる場合のトーク形式での話というのは比較的やりやすい一方、授業で講義するという一方通行な話し方ってホントに難しいんだろうなぁ・・・と。
過去に音楽関係の専門学校で何度かお話ししたことがあり、話が上手い自信はあったのに、なかなか手こずったことも思い出したりしました。
・・・という事でわからないことが有ればお尋ねくださいませ。
ノリの良い方が相手なら知ってることはとてもわかりやすくご説明できますが、そんなわけで、ノリの悪い人が相手だと何も話せまないかもですが・・・。
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