日本化粧品検定2級合格を目指して~皮膚の構造~

1人で勉強していても楽しくないので、勉強した内容をnoteにまとめたいと思います。

「誰かにわかりやすく伝える」
「文章にしてまとめる」
ことで復習にもつながると思うので😊

また同じように化粧品検定2級を勉強している方・これからしようと思っている方にも参考になると思います。

基本的に検定に出題されそうなポイントをまとめています!
ぜひ参考にしてください!

皮膚の構造

一般的に成人の皮膚の総面積は約1.6㎡、重さは体重の16%と言われている。
また皮膚は人体最大の臓器であり、水分を保持したり
外部から異物の侵入を防ぐ役割があります。
その皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織という層から成り立っています!

☆表皮
・一番外側の部分で、保護壁としてさまざまな刺激から肌を守っている
厚さは約0.2㎜
・水分の保持や感染からのバリアとして機能している

☆真皮
・表皮の下にあり、皮膚のハリと弾力を保つ中心的な部分
皮脂腺や汗腺などの重要な器官がつまっている
厚さは約1.8㎜

☆皮下組織
・皮膚とその下にある筋肉と骨との間にある部分
脂肪をつくり蓄える働きがある
・クッションのような役割も

今回は表皮についてまとめていきます👍

表皮のしくみ

表皮は4層構造になっていて、それぞれ特徴を説明していきます。

①角層
表皮の一番外側にあり、角質細胞が10~20層重なって構成されている。
NMF(天然保湿因子)や細胞間脂質などのバリア機能の働きで潤いを保ち、
皮膚を乾燥から守っている。

②顆粒層
2~3層の扁平な形をした顆粒細胞からなる層。
NMFのもとになる成分がつくられている。

③有棘層
基底細胞の分裂で生まれた有棘細胞からなる層。
基底膜を通過した酸素や栄養を受け取り、角層や顆粒層を構成するたんぱく質を合成する。
ランゲルハンス細胞という細胞が存在し、異物の侵入をリンパ節に伝える。
異物の侵入が確認されると、アレルギー反応を起こし、異物を攻撃する。

④基底層
表皮の最下層で縦長の基底細胞が一層に並んでいる。
新しい角化細胞を生み出す。
メラノサイト(メラニン製造機)が点在している。樹枝状突起を有棘層までのばし、周囲の細胞にメラニンを受け渡している。

皮脂膜について

皮膚表面には皮表脂質と汗からなる皮脂膜が存在する。
肌表面の柔軟性を保ち、保護作用を高めるために重要な役割をしている。

皮表脂質の構成成分(多い順)
・トリグリセリド
・ワックスエステル
・脂肪酸
・スクワレン
・ジグリセリド
・コレステロールエステル
・コレステロール
これ意外と出題されるからだいたい頭に入れておくべき🥲

ターンオーバーについて

一般的に表皮は約28日で生まれ変わるのが理想的!
肌荒れや過度な洗顔、紫外線によるサンバーンを起こしている場合には、
ダメージを早く回復しようとするので、ターンオーバーのサイクルが早まる。
一方で加齢とともにターンオーバーのサイクルは遅くなっていく。
基底層でつくられた新しい細胞は約2週間で角質に到達。
その後、角質に約2週間とどまって皮膚を保護するために働き、
役目が終わるとアカとなって剥がれ落ちる。

まとめ

本日は表皮について詳しく解説しました!

比較的試験に出やすい内容をまとめたのでぜひ参考にしてみてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?