#706 コトバを眺め 明るい事って
チアフル、つまり明るいということを日本人は見くびる傾向に ありませんか? 暗いこと、苦しい、悲しいこと、いわば暗闇を一段高く見る傾向が蔓延している。
それで、辛い目に遭っている人たちが、尊重されて救済される社会ならば僕は構わないんですが、かえって暴力や貧困、無知からくる争いが、変えようがない仕方のないこととして、放置され、我慢が当たり前になっているように思います。
そういえば、これまでの人生で胸に引っかかってきた問題は全て、納得のいかないモヤモヤとした理由で曖昧にぼやかされていた。
全部取るに足らないどうでもいいことばかりで、誰かの人生を阻む理由にはならない、とみんな気付いたのではないか。
らんたん 柚月麻子さんの著書の中で、河井道先生と新渡戸稲造先生のやり取り。
日本には、今でも明るいことを嫌う風潮はある。何のために仕事をしているのか、何のために生きているのか。自分のためにならない様に、常に人のために尽くしていられる様に、そして笑顔でいたいと思う。
※ホント、テレビのニュースには嫌になる。人殺し、虐待、隠し撮り…、嫌になる。みんな、こんなニュースを見続けたいのだろうか。
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