ブランド放浪記

なぜか今朝何かが天から降りてきて。プロジェクトデザイナーとしてこれだけ様々な仕事をさせてもらっているのだから、何か書いたり、語ったり、まとめたりしたほうがいいんじゃないかと思いこんでしまった。

しかも「ブランド放浪記」という名前まで降りてきてしまう。

我ながら陳腐でださいなーと思いながら採用することにする。確かにいろいろなブランドに呼ばれるたびに出かけていき(最近はオンラインだけど)ブランディングにかかわる、MTGをし、アドバイスし、一緒に悩んだりして帰る様子は、放浪記としか呼びようが無いものだとも思う。

放浪というと僕の中には多くのヒーローがいる。

一人目はスナフキン。ご存じムーミンの中に登場する孤高のヒーローで名言も多数。彼の生きざまには幼稚園児なりにあこがれた。人生で一番最初にあこがれた男性キャラだったと思う。(次はルパン三世)

二人目はフーテンの寅。あーゆー風に何物にも縛られることなく、忖度もせずふらふらと生きていく。しかし、各地の人を愛し救っていく生き方をしたいなと思う。

三人目は吉田類「酒場放浪記」地方に行くといつでも彼の訪ねた居酒屋に行くことにしている。彼の活動もまさに放浪というにふさわしい。

四人目は内田百閒。借金までして、列車にのって。お酒をのみながらふわふわ、ふらふらしている。随筆の中の先生は、なーんにもしていない。そこがいい。

先日コーチングを受けたのだが、その際に自分の中に浮かんできた「遊ぶようにはたらく」という言葉とイメージが僕を放浪に誘うんだろうと思う。なんとその日に加賀見健氏の「はたらきたくない」Teeが届いてしまった。その話はまた今度できたらいいと思う。

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