誕生日おめでとう、親父。
エリック・クラプトンとThe Beatlesのライブ動画を観ながら、お酒を飲む。
こういう時間が最高と感じる歳にやっとなれた。
時間がかかったなぁ。
動画、魅入ってしまった。
やめられなかった。
映像を見ているようで、実はBGMとして耳には入ってきてはいたが、学生の時にバーで働いていたスタッフ時代の記憶が蘇ってきた。
初めてあの店に行った時は客として、カウンターの端で一人で飲んでいるところを気にかけてくれたのか、親父から声をかけてくれた。
「お前の人生をちょこっと変えてやるから、うちで働け。」
それが親父との始まりだったな。
あの頃はまだ「マスター」って呼んでたっけな。
何をきっかけにそんな言葉が出たのかその時は全くわからなかったけれど、今となればいろいろ思い当たる節はある。
そう。今となれば。
親父は、真剣に「教師はやめとけ!」と言った。
本当の親父ではないけど、血の通った関係ではないけど、真剣に考え、自分の経験を絡ませながら説得してくれた。
本気で伝えてくれていることは肌で感じた。
それから教師となって親父と会った時、多いに喜んでくれた。
「〇〇先生!、よく来たなー!何飲む?」って。
会いたいな。
一緒に飲みたいな。
元気にしてるんかな。
「いいってことよぉ」
いつもの口癖を呟きながら、天国でもちびちび飲んでるって想像つくわ。
また会いに行くから。
そん時はカウンターで肩並べて一緒に飲もう。
親父以上のおもろい人生話できるように、今を思いっきり生きるから!
誕生日おめでとう、親父。乾杯!🍻