広州交易会レポ~オリジナル商品を作りに行きました~
こんにちは。クボタです。
結構前の話になるんですが、今回は中国の広州交易会に行ってきた話をしたいと思います。
こんなだったよ~という感じのレポート記事なので、
仕入れや輸入卸、せどりに興味がある方や、広州交易会に行ってみたい方に向けた内容となっております。
あくまでこんなだったよ~という感じのレポートなので、
交渉のコツとかは紹介してないです。
現地の雰囲気とか体験談、どんな感じで交易会に参加すればいいのか等をメインにお話していますので、何卒ご了承ください。
そもそも「広州交易会」って何?
ここで広州交易会についての説明をさせていただきます。
1957年に初めて開催された中国一の展示会です。
出展企業は、24,000社に上るそうです。
世界の約210の国々から約20万人ものバイヤーが集まります。
会場の大きさは118万平方メートルと、かなり広い会場でやります。
年に2回(4月・10月)開催され、その1回の中にも1期、2期、3期と分けられています。
1期は「電子家電・照明・車部品等」
2期は「日用品・ギフト商品・雑貨・家具等」
3期は「アパレル・食品・医薬品」
と分かれています。
なぜ広州交易会に行こうと思ったのか
僕は基本、物流関係の仕事をしてます。
デバンニングはもちろん、請負に関しても物流倉庫でのものが多く、
人材派遣業もやっていますが、ほとんどの現場が物流関係です。
既に海外で製造された商品を日本の倉庫内で仕分け、検品、梱包作業を行っています。
そこで、僕はひらめいたんです。
海外で自社商品を作る
↓
日本に輸入する
↓
日本でバカ売れする!
↓
自社倉庫を持てるほど成長する!
こういったプランが浮かび上がってきたんです。
思い立ったその日に航空券とホテル、広州交易会の予約をして、中国に向かいました。
ほぼ見切り発車で始めたので、
中国に着いても「さぁ、どっちに行けばいいんだ?」って感じで
結構その場その場の旅でしたね。
待ち受けていた中国の洗礼
現地についてびっくりしたんですが、
中国って英語が全く通じないんですね。
もう本当に中国語じゃないとほとんど会話できませんでした。
僕たちが予約したホテルが「ヒルトン広州」っていうところだったんですが、
そこにタクシーで向かおうとしたときに運転手さんに
「ヒルトン!ヒルトン!」と言っても全ッ然伝わらなかったんです。
本当にビックリしました。
多分、現地だと「ヒルトン」は中国語に置き換わっていて、この言葉の通りに言わないんだと思います。
地図を見せてホテルの場所を指して伝えたらやっと通じたので、
それはよかったんですがその後もまだ不安は続きます。
ヒルトン広州に向かう中、1時間半くらいタクシーに乗っていたんです。
長すぎですよね。いくら中国広しと言えど。
さすがに「この運転手さん、本当に合ってるのかな?」と不安になりました。
それに、中国では「白タク」というぼったくりタクシーが横行していると
聞いていたので、車内では内心ドキドキしながら過ごしました。
そんな長旅の中、やっとホテルに着いてチェックインしました。
その後はせっかくなので広州を散策しようと外に出てみました。
散策中に思った中で「日本と全然違うな~」ってとこが多々ありました。
まず、空気がすごく悪いです。ニュースでもよく見ますけど大気汚染はやっぱり深刻でした。
街中は車の台数が多いので排気ガスが充満しています。
つけていたマスクも真っ黒になってしまう程です。
それに電車にも乗ったんですが、何故か乗客ほぼ全員電話していました。
しかも大声で。
あと、警察官がすごく威圧感あって怖いです。
普通に歩いていたら職務質問されました。
その警察官も英語が通じないので、必死に自分が日本から来たと
「ジャパニーズ!ジャパニーズ!」と伝えてもその「ジャパニーズ」すら通じないので本当に苦労しました。
「ああ?」とめちゃくちゃ怪しまれました笑
そのときはたまたまパスポートを持っていたので、それを見せたらなんとか事なきを終えました。
タクシーの運転手さんにしろ、職務質問をかけてきた警察官にしろ、
言葉で伝えるより物を見せた方が意思の疎通がしやすいのかもしれません。
こういった中国でのカルチャーショックと言いますか、
現地での光景を目の当たりにすると
逆に日本って暮らしやすくて素晴らしい国なんだなとしみじみ実感しました。
ここまでが中国入国後1日目にした僕の体験です。
以上を踏まえて、中国に行く際に持って行った方が良いものをあげておきます。
・マスク
・Wifi
・翻訳辞書
以上の3点は必須です。
中国2日目・広州交易会に参加
いよいよ広州交易会参加当日。
僕たちは日用品が多く出店している第2期に行きました。
会場に着いた後ですが、ここでもスムーズにいきませんでした。
というのも会場が広すぎて入口がどこかさえもわからなかったんです。
しかも参加者全員プラカードを首に下げていて、僕たちはそれを持っていなかったんですよ。
そのプラカードはどこで作れるのか、今ここで当日でも作成できるのかもわからなくて、めちゃくちゃ歩き回って探しました。
やっとのことでプラカード作成専用のブースを見つけて、
その場で僕たちの分を作りました。
始めていく方はバイヤー登録を予め出国前にしておいた方がスムーズにいくと思います。
バイヤー登録は広州交易会のホームページから、『バイヤー』→『インビテーション』の順に進んでいくと事前登録できますよ。
会場に入った後ですが、場内のあまりの迫力に度肝を抜かされました。
世界中の物を全てここに集めたみたいな、本当に何でもある場所でした。
ブロックごとにジャンルが分かれていて、
1ブロックに200軒くらいあって、それが15ブロックくらいあったと思います。
相当な数ですよね。
こんな感じでかなり大規模な会場なので、初めて行く方は事前に自分の見たいところだけ調べて行くのがベストだと思います。
各ブースに担当者がいるので、気になる商品があればその方に声をかけてみるという感じですね。
担当者の方というか、交易会参加者の方々とは英語で話せました。
世界中からバイヤーが来ているので、ここでは英語が共通語でした。
各ブースの担当の方に聞いてみたことを挙げておきます。
・これは何か?
・いくらするのか?
・どう使うのか?
・最小ロットはどれくらいか?
・日本企業でこの商品を取引しているところはありますか?
・OEM、ODMは可能ですか?
・サンプルはもらえるか?
です。これを聞ければ大体のことは把握できます。
広州交易会に行ってわかったこと
一日会場を見て回って実感したことをお話いたします。
・広すぎて回り切れない。
1ブロック500軒もあるので、とてもじゃないですが一日では回り切れません。事前に見たいものをピックアップしておいて、それ以外は見て回らないとキッパリ決めた方が無駄なく回れて良いと思います。
・最小ロット数が多い。
規模が大きい交易会なので最小ロット数が多いところがほとんどでした。そのアイテムにカラーバリエーションがあった場合、バリエーション毎に500個、という感じです。まずは10個単位で試し売りをしたいっていう方は、交易会に参加するよりも広州の問屋街をお勧めします。しかし、ここでは英語は通じなかったです。現地の人が個人経営しているお店のイメージです。僕はこの問屋街で30種類を100個くらい買って帰りました。
・通訳は必須。
僕は英語は喋れるんですが、細かい部分をやりとりするのは難しかったです。仕入れの際は細かなことを聞く必要がありますので、それを伝えられないと後で後悔する羽目になります。交渉なんかは中国語でやりとりした方が断然スムーズですし、中国の商品って結構雑な仕上がりだったりするので、そこを深くつっこんでいくためにも通訳は必要です。「広州交易会 アテンド」とネットで調べると、1日3万円ほどで使えるそうです。
まとめ
とにかく、広州交易会は規模が大きすぎました。
ブースを回るのは大変でしたが、現地の企業の方とやり取りや名刺交換もできたので、
これがいつか役に立つ日が来るんじゃないかなと思っています。
3日目にもう少し小ロットで仕入れができるところがないかホテルの方に聞いて、そこに行ってみたりもしました。
「仕入れをしたかったら広州に行けば間違いない」ってくらい、広州は卸売が盛んな地域です。
卸売市場なんかもありましたよ。
20階建てくらいのビル全部がアパレル卸売専用のビルだったりと、
ビル単位で卸売をしているくらいスケールが大きいです。
帰国後は仕入れたものをAmazonやヤフオク、楽天、メルカリ等に出品して、
無事に売り切ることができました。
中国での仕入れはこれだけでなく、リベンジとして半年後にもう一回やってみました。
今度は前回の諸々の反省点を踏まえて、
通訳をちゃんとつけて初日から問屋街に行ってみました。
この話もまた次の機会にできればなと思います。