畳ビレッジプロジェクト(記事)
「奈良時代から続く伝統を後世に」。
須賀川市の久保木畳店は、畳文化を国内外に伝える拠点を整備するプロジェクトに乗り出した。市内仲の町の製造工場を改装し、2022年10月に畳の体験型複合施設「仮称・畳ビレッジ」をオープンさせる。専務の久保木史朗さんは「畳の可能性を探り、生活様式の変化や新型コロナウイルスで加速する『畳離れ』を食い止めたい」と力を込める。
畳ビレッジでは、国内外からの工場見学を受け入れる。訪れた人に製造室内の見学やミニ畳作りを通して畳文化に興味を深めてもらう。