学校じゃ教えてくれない「ご自愛」の方法について 自己肯定感低めカウンセラーが考えてみた (3/3)
こちらの続きです。
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前回は、
上手にご自愛するためには「自分に合ったケアの方法」を知っているのも大切。でも、そもそも「自分にはケアより努力が必要」と本音では思っている人はなかなか行動にうつせない(ご自愛できない)のでは、という内容でした。
今回で完結なので、自責だけはやたら強くて人の意見がなかなか受け入れられなかった自分が「こういうサポートがあったら前進できるかも」と思うことを書いていきます。
ご自愛が苦手な人は、こんなことが頭の中でいるんじゃないでしょうか(500%過去の自分です)
悩みたくないのに悩み続けてしまう、うまく休むこともできなくて目の前のことに集中できず悪循環...と苦しんでしまうこともあると思います。
持論はこれです。ご自愛スイッチ。
自分でそもそもご自愛モードに切り替えることができないんですね。押しても錆びていて機能しない、という方もいるかもしれません(かなり錆び付いている方は、別の形でのメンテナンスが必要です)
自分でご自愛スイッチを押せない、なら。
誰かにそっと押してもらいましょう。
人間ってけっこう頑丈にできていて、我慢しようと思えばギリギリまで踏ん張れてしまうんです。
ご自愛が苦手な人は
「他者を巻き込んでするもの」くらいに思っておけば、相談→励まし
のハードルが下がるかもしれません。
オススメの方法は、以下の2つです。
・つらい気持ちを小さいものから小出しにする
誰かに言うもよし、ノートに書きなぐるもよし。ボイスメモで一人録音す るのもよし。Twitterの自分だけの鍵垢で呪詛を垂れ流すもよし。
つらい気持ちを日常的に我慢せず、小出しにする練習をしてみてください。
・人の「つらい」を聞いてみる
隣にいるあの人も、あなたと同じ「ご自愛ベタ」さんかもしれません。
案外周りの人も完璧に見えていろんな面を持っていると思います。
話していて安心安全を感じやすい相手を選んで、ぜひ「最近どう?」と聞いてみてください。
「つい溜め込んじゃうから、話す練習としてちょっとつらい気持ちを小出しにしてみたい」と相談してみるのもいいかもしれません。「自分も実は...」と、仲間が見つかるかもしれません。
熱が出たらお薬を飲むように、骨折したら病院に行くように、心の不調もどうか自己治癒力だけでなんとかしようとせずに、誰かに(何かに)頼ってほしいなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
よりよいご自愛ライフを!