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半日で「世界一周」するなら、愛知県・犬山のフォトジェニックな「リトルワールド」へ!

旅好きのみなさん。
半日で世界一周できちゃうスポットが、愛知県犬山市にあるのはご存知でしょうか。

都内から新幹線に乗って1時間40分、まず降り立つのは名古屋駅。電車に乗り換えること30分、犬山駅に到着します。駅からバスに揺られ辿り着く先は、その名も「リトルワールド」

こちらは、世界各国の建物が並び、世界のグルメを食べ、世界のお土産を購入し、世界の民族衣装も試着できるテーマパークなんです!

引用:リトルワールド公式サイト

1周約2.5㎞の園内。
それでは早速ゾーンⅠから、ぐるっと反時計回りに世界を一周をしちゃいましょう!

▶日本から台湾へ出国

まずは、ゾーンⅠの日本からスタート!

赤瓦の沖縄の家で夏を感じたら、すぐ隣には、北海道・アイヌ民族のチセと呼ばれる家があります。北海道の寒さを防ぐ茅葺屋根になっており、同じ日本でも、気候によって建物の造りが全く異なることが分かります。

アイヌ・チセ住居の室内を再現

「お母さん、次は外国だよ!台湾に行こう!」
リトルワールドは、カップルや女子旅に加え、ファミリーがとっても多い。
世界一周中の元気な子供たちの声がこだまします。

ではいよいよ、海外へ出国です!

台湾屋台でココナッツボールを食す

少し早いですが腹ごしらえ。
各国にレストランや屋台があり、ご当地グルメを食べ歩くのが醍醐味のひとつです。味も本格的!

▶北米と南米の異文化体験

ゾーンⅡに入ると見えてくるのは、トーテムポールが印象的な、アラスカの先住民族・トリンギットの家。

トリンギットの家の前には、ゾーンⅡ目玉の、ペルー・大農園領主の家があります。礼拝堂も付属した、巨大な白い建物です。

中には、南米で13世紀から16世紀に栄えたインカ帝国の暮らしを展示。高地での暮らしを知ることができます。

南米のお姫様のような衣装に身を包みご機嫌
お子さま~大人まで、様々なサイズ・種類が揃っています

リトルワールドの楽しみのひとつ。
1回500円にて、世界の民族衣装を着れるんです!
スタッフさんに着せてもらえて手軽。是非色んな国で試着し、フォトジェニックな写真を撮影してみてくださいね。

▶バリ島からヨーロッパへ大移動

さて次は、ゾーンⅢのバリ島へ行ってみましょう。

さすが南国。衣装の露出度は最も高いかも・・・?

色鮮やかなレンガや彫刻など、バリ島そのもの。
バリの貴族の家が再現されており、ヒンドゥー教の暮らしが垣間見えます。

折り返し地点のゾーンⅣは、ヨーロッパ。
ドイツ・バイエルン州の村やフランス・アルザス地方の村があり、民族衣装体験やグルメで賑わう広々としたゾーンです。

お気に入りは、イタリア・アルベロベッロの家

▶可愛くて珍しいアフリカへ

モロッコやモンゴルなどの、世界のテントが並ぶゾーンⅤ抜けると、私が最もお気に入りのゾーンⅥ・アフリカに入ります!

壁絵を描くのは女性の仕事

南アフリカ・ンデベレ族の家。
アーティスティックな文化があり、幾何学模様が描かれた家が伝統家屋。カラフルでフォトジェニックなスポットです。

ピンクの壁が可愛い

西アフリカの国、ブルキナファソに住む農耕民族・カッセーナの家。
土でできた壁にエスニックな幾何学模様。男性は方形の家、女性はひょうたん形の家に住み、入り口はとても狭い。敷地の中はまるで迷路です。

正直、リトルワールドに来るまで、ンデベレ族のことや、ブルキナファソにいたっては国名すら聞いたことがありませんでした。
アフリカは、やはり日本から遠くて馴染みが薄い。
だからこそ、このリトルワールドで知れて学べるのがとても良い機会です。

さて、可愛くて珍しい家にワクワクしたら、お次はアフリカ料理でお腹を満たしましょう。

アフリカンプラザには、珍しいアフリカ料理や民芸品店、民族衣装の試着や文化の展示があります。

ワニ料理を中心に、バッファローやエミューが食べれます。
くさみがなくヘルシーで、とっても美味しかった・・・!

歩き疲れたら、園内を走るバスもあります

▶アジア周遊から日本帰国

さて、ゾーンⅦは、アジアに戻ってきました。
世界一周の旅も、もうすぐです!

曼荼羅がびっしり

ネパールといえば、ヒマラヤ山脈。
その山あいに建てられたチベット仏教の寺院を復元。
釈迦如来も安置されており、雰囲気のあるエリアです。

インドの人気神様・ガネーシャなどのプロマイド

各国では、独自のお土産が売られていて、これがまた楽しい!
各国から直輸入されているものも多く、雑貨を中心に掘り出し物がたくさん。値段もリーズナブルなものが多く、思い出に買うのもぴったりです。

各国のスタンプもあるので、忘れずに
占いがところどころにあります

さて、いよいよ最後のゾーンⅧ。
韓国・地主の家に行ったら、もう日本です!

世界一周の最後は、有数の豪雪地帯である、山形・月山山麓の家。
同じ豪雪地帯でも、北海道・アイヌの家とはまた異なる造りなのが面白い。

さて、無事日本に帰国しましたね。

とはいえ。
実はこれで終わりではありません。

▶帰国後のお楽しみ

2023年、リトルワールドはなんと40周年のアニバーサリーイヤー。
そちらを記念し、6月25日までサーカスが開催されています。

各国からエキパートが集う

40周年イベントは、他にも、リトルワールド年代記や歴代No.1グルメの復刻など盛り沢山!

最後は、ワールドバザールでお土産を。
各国の珍しい食材やお菓子がいっぱいあります。

アンゴラ料理のムアンバとは・・・!?
戦利品。ジョージア料理のシュクメルリが美味しかった!

コロナによる規制が緩和され、海外旅行も以前と変わらず行けるようになりました。

ただ、まとまったお休みがとれないときや、お子さまに色々な国を知ってほしいとき。地理的に日本の中心である愛知県に、ふらっと手軽に世界を体感できるスポットがあるんです。

建物探訪にグルメ、お買い物。
リトルワールドの楽しみ方は人それぞれ。
ぜひ、世界一周に訪れてみてくださいね。
楽しいだけでなく、未知なる国との出会いや学びがきっとありますよ。


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