アメリカへ行くまで①
こんばんわ。
前回は大学を卒業し、牧場に就職しましたが、牧場特有のブラック企業のような環境によって病み、そこから逃げ出したくて仕方なかった状況から、アメリカに行く希望を見出した所まで書きました。
もう一度お伝えしますが、全ての牧場はそうではありませんが
人手不足で休みは月に1度
牛は攻撃的で怖い
同僚は50歳を超え話が合わない
田舎特有の連帯意識で阻害される
など、いつも辛かったです。
しかし、その牧場経験を使いアメリカで仕事をできるプログラムがあると知りました。
私は、その時までに、海外に行ったことは、中学生の時に1度と高校生の時に1度しかありませんでした。
また中学生の時はグアムにいったのですが、当然英語は全く話せず、当時人気でしたナイキのエアフォースワンを日本の2倍の値段でぼったくられました。
高校生の時は修学旅行でニュージーランドに行ったのですが、先生や添乗員について行くだけで自分からは主体的に動けず、思い出といえば
キューイで作ったソースは不味かった
としか覚えていません。
よく父に
海外にでも行ってこい
とよく言われていたのですが、これらの経験から全く魅力に思いませんでした。
しかし当時
牧場から逃げ出したい
との一心で、そのプログラムに飛びつきました。
そのプログラムは日本の若手農業者を海外(アメリカやヨーロッパ)に派遣し、現地で働くことでその経験を日本の農業に役立てることが目的でした。
募集には、日本語と英語の面接があるとありました。
私は面接は得意だったのですが、英語は大学までずっと授業を聞いていたはずが、TOEIC500くらいでした。
しかも途中からわからなすぎて寝てしまい、マークシートを適当に塗りつぶして採った成績です。
なので、当時の英語力はそれ以下だったでしょう。
そこで、牧場の仕事が終わり次第すぐに英語の勉強を始めました。
そこでまた問題が発生しました。
私は大の英語の勉強嫌いでした。
わかる人もいると思いますが、例えば
Apple
という単語は何故Pが2つあるんだろうと思ったり
3単元のSって何なんだろう。
など変な事を考えてしまったり、また、暗記力がなさ過ぎて丸暗記すらなかなかできませんでした。。
なので、中学の教科書を引っ張り出してもだめでした。
よく、留学がきまれば嫌な勉強もできるようになる
などといいますが、普通の勉強は私には合いませんでした。
そこで、単語や文法を気にせず自然と英語ができる方法は無いかと探していると。
苫米地英人さんの【英語は逆から学べ】
に出会いました。
それは日本の英文を和訳させるなど、英語教育が間違っている事や、一番効率的な英語上達法はアメリカの連ドラを見る事だという内容でした。
それを知り早速実践と言うことで、TUTAYAに行き、私が高校の時に好きだったエビちゃんが宣伝をしていた
【The OC】
などを借り何十回と見続けました。
やはり見始めは、何を言っているかさっぱりわからず、半分諦めながら取り敢えず見続けました。
しかし、何回か見たときにセンテンスが分かるようになり、自分なりに状況から推測できるようになり楽しくなってきました。
残念ながら、面接までに全てを理解する事はできませんでしたが。何となくストーリーや登場人物の人間関係などが分かった(実際に合っているかは不明)という自信が付きました。
と言うことで、続きは次回に譲ります。