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手帳の選び方と使い方

今日から9月、まだ秋というには少し早いですが、暦の上で立秋は過ぎており、来年の手帳もそろそろ出回ってくる頃かと思います。

最近本屋さんも少なくなってきて、買う場所にも苦労されているのではないでしょうか。
関西空港も今回のリノベーションで、本屋さんもTSUTAYAも無くなってしまいました。

毎年同じ手帳を使っている方でも、買うときには一応いろいろと思いを巡らせながらどれにしようかと迷われるのではないかと思います。

ひと口に手帳と言っても、最近はスマートフォンがかなり浸透し、手帳アプリやメモアプリも無料で使いやすいものがいろいろ出てきています。
皆さんは紙の手帳派ですか?スマホ派ですか?両方ですか?

それぞれの特徴を見ておきましょう。


<デジタルとアナログ>

スマホのメモアプリの場合、デジタル管理するため、パソコンでも見たり書き込んだりできるものもあります。
その場合他の人と共有も可能です。会社の会議で複数での利用も可能ですね。
また、スケジュール管理でリマインダー機能を使えば、予定時間の前に通知してくれます。これは便利ですね。

一方、紙の手帳はアナログですね。
こちらのメリットは、自分流の使い方、書き方がアイデア次第で自由に出来る事です。
又、書くことで、頭の整理もできます。一覧性や視認性も優れています。

私は、永年ハンディタイプの紙の手帳を使い続けていましたが、最近はスケジュール管理だけはスマホに入力してリマインダー機能を利用していました。
しかしメモ書きにはやはり紙の手帳が適しているので、両方使い分けていました。
どちらも記入すればイチイチ覚えておく必要がなくなるので積極的に利用したいですね。
これは脳を少しでも休めて他のことに集中させる上で重要なポイントです。

次はその紙の手帳についてのお話です。

<手帳の種類>

まずは手帳の主な種類を見ていきましょう。

(1、マンスリータイプ)

これは手帳の見開きいっぱいに、1か月分のカレンダーがメモ書きできる枠になっているものです。

壁掛けカレンダーのようなブロックタイプや、横罫タイプもあります。

どちらもその月の予定が一目で見られるようになっています。持ち歩きに薄い方がいいという方はこのタイプがいいでしょう。

ただし、1日の記入できるスペースはかなり小さくなります。

(2、ウィークリータイプ)

これは見開き1面に1週間のカレンダーが載っています。スケジュール管理が分単位で細かく設定できるようになっています。マンスリータイプよりも分厚くなりますが、スケジュール管理を重視する方はこちらのタイプがいいでしょう。

(3、週間レフトタイプ)

これは見開きの左ページに1週間のカレンダー、右ページがメモ欄になっているタイプです。

予定は左ページに簡単に記入し、右ページにはその時のミーティングメモなどが書き込めます。

私は永年このタイプの手帳を使っていました。1日の予定が多くなってくれば、右のメモ欄に伸ばして書き込むことができ、思いついたことを右ページにメモすることもできます。

(4、デイリータイプ)

1日1ページのタイプです。その分ぶ厚くなりますが、日記風に使いたい方はこのタイプがいいでしょう。

<手帳の大きさ>

また、手帳をポケットに入れて持ち歩くのか、カバンに入れるのか、机に置きっぱなしにするのかによって、大きさが変わってきます。

ポケットに入れるのであれば、いつも入れるポケットの大きさに合うようなサイズでなければいけません。
それより大きいものだったり、バインダー形式のものの場合はポケットには入らないので、カバンに入れたり手に持って持ち歩くことになります。
自分がどのように手帳を持つのか、よく考えてみましょう。

A5やB5サイズのバインダー形式のものは、中身のリフィルを変えるだけで、どんなものも入れることができます。

バインダータイプにも色々あります

リフィルも、カレンダー・メモ・住所録・名刺入れなど、豊富にそろっています。その分重くかさばるので、もはや手帳と呼べないくらいです。
さっと取り出せて、手早く見たり書き込んだりできるノートタイプの手帳の方がおススメです。

<罫線の違い>

中身の罫線にもいろいろあります。
オーソドックスな横罫を始め、方眼紙タイプ、無地タイプなどがあり、線の太さや線の色も様々です。

<紙の色と質>

紙の色も真っ白だったり、少しクリームがかっていたりで違います。
見やすいものを選びましょう。
紙質も薄いタイプや腰のあるタイプがありますが、書きやすそうなものを選びましょう。

<カレンダーの起点>

スケジュールを書き込むカレンダーの月は、1月はじまりが普通ですが、4月はじまりのものもあります。
曜日も日曜始まりと月曜始まりがあるので、管理しやすいものを選びましょう。

<デザイン>

表紙の色も黒色だったり、青やピンクのものなどいろいろあります。表面がつるっとしたタイプやエンボス加工したもの、ステッチが入っていたり、フックがついていたり、ペンホルダー付きもあります。

<何を書くか>

こうやっていろいろなタイプの手帳を見ていると、それぞれに特徴、一長一短があるのがよくわかります。

「手帳でも買おうかな」と思っている時は、「何かを書き留めたい」からだと思いますが、「何を書くためか」、「どんなふうに書きたいのか」をはっきりさせると、段々と絞り込まれてきます。

  • 予定であれば、長期の予定なのかその日の予定なのか、

  • メモであればその日の記録なのか、思い付きメモなのか、

  • 日記的に使いたいなら、長文書くのか、一言日記なのか、

<どんなふうに書くか>

何を書くのかが決まっていれば、どのように書きたいかを考えます。

  1. 「先々の予定も考慮しながら予定を立てたい」「月間目標も記入したい」=マンスリータイプがおススメです。

  2. 「とにかく1日の予定が多いからそれを管理したい」「時間管理をしたい」「週間目標を記入したい」=ウイークリータイプがおススメです。

  3. 「予定も必要だけれど、メモスペースも必要だ」「週間目標を記入したい」「思いついたアイデア、気になったこと、あとでやらなければいけないことなどのメモスペースが要る」=週間レフトタイプがおススメです。

  4. 「営業日誌や絵日記的に使いたい」「切り抜きも貼りたい」「1日の目標を書きたい」=デイリータイプがおススメです。

<何を書くか>

何を書くかは自由です。予定や計画、目標、記録、議事録、予算管理、アイデア、気付いたこと、考え、やりたいこと、チェックリスト、出来た事、毎日の体重・体温・血圧などの健康管理、買い物メモやや家計簿、日記、絵日記、イラストなどなど、何でもいいのです。

罫線にとらわれず、好きな大きさで好きなことを好きな時間に書けばいいのです。紙の手帳のいい所は書く内容や書き方に制約がないことなのですから。

<使い方いろいろ>

使い方書き方もアイデア次第です。ただ、さっと書きやすく、あとで見やすいことが重要です。

見やすくするために、色分けするのがおススメです。
たくさんの色付きボールペンを持ち歩くのは不便なので、私はゼブラから出ているクリップオンマルチという4色ボールペンとシャープペンが1本になったものものを使用していました。4色というのは、黒、青、緑、赤です。これとシャープペンシルを使い分ければ、かなり種類によって色分けすることができます。
余裕があれば、マーカーもあるとより分かりやすく見やすいでしょう。

ゼブラ/クリップオンマルチ 蛍光ペン

もう一つおススメは付箋紙の活用です。
大きさも色も様々あり、用途によって数種類手帳に挟んでおくといいでしょう。
思いついたことをここに書いておき、あとでまとめるというのもよし、その日の課題、ToDoを付箋に書いて貼っておくのもよし、付箋紙の場合、別の場所に貼りなおすことができるので、その日に出来なければ次の日に貼りなおすといったこともできます。
やり終わったら、はがして捨てればいいのです。
私の手帳も付箋紙だらけで膨らんでいました。

記入するときは、さっと気軽に書きたいですね。
長々と書くことには向いていないので、記号や自分なりの暗号略号を使うと、短く済みますし、万が一他の人に見られても分からないようにできます。
何の記号だったか忘れてしまうと困りますが。

略号や暗号は忘れないでね

以上アナログな紙の手帳について見てきましたが、いかがでしたか。
色々選ぶのも楽しいですね。使い方もアイデア次第です。
年末までじっくり考えてみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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