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足るを知る

こんにちは。この前のnoteで広報担当の大野に沢山褒めてもらって嬉しい気持ちになった嶋谷です。笑

先月22歳の誕生日を迎え、陸上競技に打ち込めるのもあと1年となりました。今日は自分のモチベーションについて、過去を振り返りながら書こうと思います。

高校生〜大学3回生

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初めての3000障害、腰まで水濠に浸かりました。

高校の途中から陸上競技を始めた自分は、同級生にトップクラスの選手が居たこと、常に1番を目指す環境に居た事から、自己ベストを更新しても、全国インターハイに出ても素直に喜べず、自分はもっとやれるはずと根拠の無い自信を持って練習していました。

現状に満足しないことで成長できていた

のだと思います。成長することに貪欲になれていたという所では、とても良いことだと思いますが、当時は走るということを純粋に楽しめず、自分が成長するための(承認欲求を満たすための?)手段の1つとして走っていたと思います。理想の自分や周囲の選手と比較し、こうあるべき、こうでなければならないと自分を縛りつけて練習していました。大学に入学してからも、他大学の選手と自分を常に比較し、焦りから練習量を上げては怪我をする繰り返しでした。

大学3回生後半〜現在

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GGNラスト100m必死にもがいている自分
写真提供 宮下さん

思うように記録を出せず、卒業後も陸上競技を続ける選択肢が自分の中で無くなったのがこのタイミングでした。他人と比較することが少なくなり、自分と向き合うことが増え、自分のペースで練習することで怪我も少なくなりました。

小さな成功体験を積み上げて成長している

のだと思います。今まで、成果を出しても否定から入り、現状に満足することが出来なかった自分でしたが、小さな成功体験でも、自分で評価して、自分で褒められるようになりました。例えば、質の高いポイント練習がこなせた時、1ヶ月怪我をせず練習できた時、自分に妥協なくルーティンを実施できた時、今まで当たり前に実施していたことでも、自分できちんと評価をして、自分で達成感を感じられるようになりました。そこから

走ることがより好きになりました。

現在は、陸上競技に対して凄くポジティブに取り組めていると思います。織田記念で大学4年間の目標だった日本選手権標準の突破は叶いませんでしたが、それまでの過程は今までで1番ワクワクするものだったので、後悔はありません。

環境に恵まれて陸上競技に取り組めている

自分が、現在も陸上競技に取り組めているのは本当に周囲の環境に恵まれているからだと感じています。信じてついてきてくれているチームメイト、結果がなかなか出せない中諦めずに指導してくださっている監督・コーチ・トレーナーの方々、他大学で必死にもがいている同期、競技は違えど一生懸命取り組んでいる同級生。常に刺激を受けて、毎日を過ごせています。ラストイヤーは、刺激を受ける側ではなく与える側に回れるように頑張りたいと思います。

次の試合は関西インカレ10000mです。

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高校ラストレースの写真

7年間1度も勝てなかった高校の同期にチャレンジできるチャンスなので、楽しんで走りたいと思います。笑

最後まで読んで頂きありがとうございました

男子ロングパート長・嶋谷

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