4年間の思い
こんにちは、マネージャーの荒木です!
引退の丹後駅伝まであと9日となりました。
ちょこちょこ書いてたnoteですが、これが最後の投稿かもしれません、、!
なので自分のこと、チームに対してのこと、ちょっと長くなりますが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
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私は中学高校の6年間は選手として、大学の4年間はマネージャーとして、10年間陸上中心の生活をしてきました。
高校まではガッツリ走っていましたが、大学では身体に無理のないように陸上に関わりたいと思い(笑)、マネージャーの見学に行きました。
男子長距離にこだわりはなかったのですが、「先輩方が優しそう」「長距離してたから役に立てるかな?」という理由で、誘われるがまま男子ロングパートの一員になりました。
マネになったばかりの頃は、頑張っても自分の成果が目に見えにくい点、周りからの評価も得られにくい点で、やりがいをあまり感じられない時もありました。
ですが、
『一度決めたことは最後まで全力を尽くすこと』『置かれた環境の中で自分を成長させること』
を大切に4年間過ごしてきました。
もちろん辛いことや悩んだこともありましたがそれ以上に、みんなと目標に向かって試行錯誤することや練習終わり話すのが楽しいし、できるようになることが増えるたび自分の成長を実感できて嬉しかったです。
また同期、先輩、後輩、スタッフの方々、他パートの人たちも含め、素敵な出会いがたくさんありました。たくさん思い出があって書ききれないので割愛しますが、感謝の気持ちでいっぱいです。
私の目指したマネージャー像
私は、入部した時から今でもずっと変わらない目指すマネージャー像があります。
それは『選手と対等な関係を築けるマネージャーになること』です。
マネージャーの中には、「縁の下の力持ちとして下から支える存在になりたい」という人や、「スタッフやキャプテンと連携して上から引っ張る存在になりたい」という人もいると思います。
どれも素敵だと思いますが、私は選手と対等な関係で、同じ目線で、頑張りたいとずっと思ってきました。
なぜなら、こんなにもしんどい陸上競技を大学で続ける選択をして、いつも一生懸命ででも楽しそうに頑張ってる一人一人を尊敬しているから。私もそんなみんなと一緒に戦いたい、信頼してもらえるようになりたいと思ったからです。
なので、事務作業だけでなくチームマネジメントに関わることもできるなど、
自分が挑戦したい分野でチームに貢献できる、それぞれのマネが目指すそれぞれのマネージャー像を叶えられる男子ロングパートの環境や雰囲気にとても感謝しています。
マネになって良かったこと
マネになって良かったことはたくさんありますが、その一つが苦手だった『チームプレー』の楽しさを知れたことです。
高校ではトラックでも駅伝でも自分が結果を出すことを優先していたので、大学1.2回生の時はチームのために動くといってもどうすればいいかわかりませんでした。
でも先輩方やチームメイトと過ごすなかで、「こういう声かけ素敵だな」「こういう提案だったらチームがもっと良くなるんじゃないかな」と考えて行動することが増えて、チームで協力することの楽しさややりがいを感じるようになりました。
チームの走力が年々上がっていくのも嬉しかったです。
個人種目が多い陸上ですが、その中でも駅伝という自分の苦手だったチームプレーを4年間経験できました。
他人を変えることは自分を変えるよりとても難しいです。
でも逃げずに向き合えば、自分でも相手やチームを良い方向に導けることが自信になったし、選手との信頼関係が強くなっていくのが感じられて「チーム競技っていいな」と思えるようになりました。
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高校までは、毎日しんどい悔しい思いをしないといけない陸上があまり好きではありませんでした。
でも大学でマネになって、陸上を好きになって引退できるのがとても嬉しいです。
もしマネにならず、裏方の大変さや魅力を知らないまま社会に出ていたら自分は苦労していたと思います。マネージャーになって大正解でした!!
もっとああすれば良かったと反省だらけですが、何か少しでもチームや個人に良い影響を与えることができていたでしょうか?
そしたら頑張った甲斐があったなと思えます!
最後に丹後に向けて
11/16(土)丹後駅伝でのチーム目標は『優勝』です。
私は走りで貢献することはできませんが、チームみんなで優勝を掴み取って陸上人生を締めくくれたら最高に嬉しいです。
3年前までは長らく全国に出場できなかったチームが、出雲・全日本の結果を本気で悔しいと受けとめて、「丹後は絶対優勝してやる!」と思えるチームに成長しました。
先輩方の思いを繋いで、『関大初の丹後優勝』という歴史をみんなで作りたいです!!
今のチームで挑む最後の試合になります。
引き続き、応援よろしくお願いいたします🔥
最後まで読んでいただきありがとうございました
荒木瑞帆
(写真提供:OG宮下さん、OB大野さん)