【Netflixオリジナル】アンブレラアカデミーは、エンタメにもヒューマンドラマにも振り切れなかった及第作
こんにちは。
uk#26です。
Netflixオリジナルドラマのアンブレラアカデミーを見ました。
話の推進力が凄くて、グイグイ引き込まれたのですが、あともう少し何かが足りなかった、というのが最終的な感想でした。表現豊かなんだけれども、もう少しエンタメ特有のワクワク感が欲しかった。あと謎解きもシーズン1でもう少し完結して欲しかったです。
アメコミの後日談、という触れ込みはとても好みだったのですが、常に陰気で、正直爽快感に欠けました。爽快感を期待して見るドラマでは無いのかも知れませんが、それでも人生の陰鬱な苦しみの先には、僅かな希望が待っていると感じさせて欲しいものです。余暇なのですから。
では何が足りなかったのか?と言うと、全体の方向性がイマイチ定まって無かった点だと思います。
取っつきやすいテーマでプロットも面白く、演出もオシャレなのですが、エンタメにもヒューマンドラマにも振り切れなかった結果、及第点に留まってしまった印象でした。
以下、ネタバレに避けながら、ストーリーの概略をば。
○妊娠していない女性が世界中で一度に子供を出産!
○億万長者のハーグリーヴズ卿が、その内7人を養子にした。なんと彼らは特殊能力の持ち主!
○ヒーローになるべく厳しく育てられた彼らは、やがて一人立ちし、それぞれの道を歩き始める。
○そんな中、養父の死を契機に、皆が我が家に帰ってくる。対立しながらも家族の危機と世界の危機を救うべく、立ち上がるのか!?
といったお話。
家の中の各々の部屋で家族全員が一緒に踊るシーンが1話にあるのですが、今はバラバラだけど家族としてどこか繋がっている所はある、と感じさせてくれて、面白いドラマがこれから始まるぞ!と期待させてくれましたが、正直そのシーンが一番テンション上がっかもしれません。
まぁ、5号(エイダン・ギャラガー)がカッコかわいいのと、単純に続きも気になるので今年の夏公開のシーズン2も見ます笑笑