日々無心で書き続けて行く試み、のはじまり。
前回、noteを書こうではなく、メモ的に書いていく。独り言を書き続けるようにして記事を作って行けばいいじゃん。みたいなことを書いた。
今日は、そこからもう少し進んで、書き続け、出し続けることを目指して行きたい、いや、習慣にしていきたい。ということについて書こうと思う。
書きモノの名前
日々思ったことや感じたことを書いていくこと、またそうして書かれたモノをなんと呼ぶのか、考えたりしていた。
「日記」「随筆」「メモ」「エッセイ」「試論」「雑記」「日誌」
パッと思いつくのはこのあたりだろうか。
それぞれ微妙に意味が違っていたり、書き方に差があったりしていそうだが、自身が書いているものがどれに当たるのか、それをじっくり考える暇があるのなら、まず一本書いたらどうだ。と、すでに考えてしまった私に向けて、助言をしておく。
わかったこととしては、
日本で言われているエッセイと、海外で使われているエッセイという語には、含まれるニュアンスが異なっているらしい。とか
それを日本的にいうと、試論とか、小論とかになるようだ。とか
(小論文って学校の試験とかにあったよね、あれはエッセイを書いていたのか……?)
そうしたことである。
そうした様々な文章の形式の中で、偶然目にし、気になったものがある。
3大『幸福論』で有名なアラン(エミール=オーギュスト・シャルティエ)の「プロポ」と呼ばれる表現形式だ。
プロポという表現
一つの題につき、便箋二枚分の分量で語る、今で言う所のコラムのようなもので、アランは生涯に5000ものプロポを書いたと言われているらしい。(又聞き)
私がプロポに惹かれたのは、上記されているような、日常にあるものを身体感覚を軸に語る姿勢と、日々書き続けることによる創造性の部分である。
身の回りの物事に関心を寄せ、情報を収集し、考察し、編集し、仮説を立て、解を出す。
そうした行為を毎日の生活の中で繰り返し行うことを、一つの理想して思い描いてはいたものの、どこかで、何日もかけて練り上げていかなければならないものだと考えていた。
プロポの発見は、長い時間をかけて完成させるという心のうちにあったハードルを下げてくれたように感じた。
違和感
実際には、毎日練り上げて出していくという、ハードル爆上がり事案である。
書いていて違和感があった。
なんか、考えながら書いていると、自然と言葉が重くなっていくことに気がついた。
思ったことや疑問、違和感について、10000文字に迫るような熱量で毎度書き上げなければいけないというわけではなく、日々の書き出し、その蓄積によって持論を形成していけばよい。と言われているように感じて、なんとなく肩の荷が降りた。
こちらの説明の方が、プロポに出会った時の感情に近い気がする。
プロポには、書かれた順の分類の仕方の他に、書かれたジャンル・カテゴリーでの分類の仕方がある。そのカテゴリーの一つが、幸福のついてのプロポ→「幸福論」というわけである。
この、最初からシリーズとして構成していくのではなく、編纂によって組み上げるというカタチが、良さそうじゃん。と思ったという話なのでした。
心持ち、プロポ
ある思い至った事柄を書いて出していくことは、日々の発信ということができるとは思うのだけれども、私はこれを、日々の発露と言いたい。
それは、誰かに伝え広めるために書くのではなく、再び自身に戻すこと、思考の外で寝かせ、いづれもう一度咀嚼するときの為に行う行為だと考えているからだ。
そうしたわけで、私は思ったこととか、感じたこととかを、できれば毎日こうして書いて出していきたいと考えている。
何もかもが未熟な今の状態では、質の追求は停滞しか生み出さない気がしている。だから、まずは量をこなそうといったわけである。
たくさん読み、たくさん考え、たくさん書く。
毎日更新!と意気込むつもりはまったくない。はじめのうちは、時々かもしれない。出さない日があってもいいと思う。ただ、それでもやめずに続けていければいいなと。継続だけはやめないようにしたい。
1000時間で人は変わるらしい。
300時間ほどやれば、変化が出始めるらしい。
今年の年末まで、毎日1時間程度取り組めば、大体300時間。それぞれに1時間くらいかけたら、1000時間になる。
こうやって書くと、自己啓発みたいだな。
習慣化したい、ってだけの話なのだけれど。
毎日のように書いていくと、いずれネタ切れと呼ばれる状況がやってくるだろう。そうしたときに、今まで書いたものを振り返り、分類分けすることで、自身が何に興味を持ち、考え、向き合って来たのかがわかる気がする。
その日を楽しみに続けていきたい。
心持ち、プロポ。
プロポみたいな感じで、やってみたいってだけ。
どのように書いて行けばいいのかとか、そのあたりは徐々に試行錯誤していこうと思う。
今は、前日に書いた文章を、翌朝見返して、少し手を入れて、だす。
その日に書くものは、翌日にだす。ってカタチを繰り返していこうかなと考えている。
23/02/15
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