建築・空間デザイン界のワールドカップWAF&INSIDE作品募集中
WAF(World Architecture Festival)とINSIDE World Festival of Interior が作品を受付中。2019年7月から2020年8月までのプロジェクトが対象。
建築誌「AR アーキテクチャーレビュー」や「AJ アーキテクトジャーナル」を出版する emap が主催する建築(WAF)と空間デザイン(INSIDE)のデザインアワード。2年ごとに決勝の舞台は世界を転々とし、今年と昨年はアムステルダム、一昨年と4年前はベルリン、その前はシンガポールで行われた。オンライン審査を経て、各カテゴリー数組のファイナリスト(決勝進出者)が選ばれる。決勝戦で審査員の前でライブプレゼンテーションを行い、その年の世界一のデザインを決めるというもの。おそらく世界で一番エキサイティングな建築・空間デザインアワードではないかと思う。決勝に参加するファイナリストにはザハハディドやBIG、ネリ&フー、OMA、MVRDV、へザウィック、日本からは日建設計などなど、超有名な建築設計事務所が名を連ねる。決勝に進出すれば、そんな建築界のスター達のプレゼンを目の前で見れるだけでなく、自らも同じステージでプレゼンし、彼らと肩を並べて戦うことができる。ピータークックやフォスターなど世界的スターキテクトが普通に会場を歩いているので、声をかけ自分の作品への意見を聞けるという、建築・空間デザイナーには夢のような場所。
渡航費、滞在費、入場料など、費用はかかるが、それに見合う経験を得られる。プレゼンの動画を記録しておけばSNS用の広告としても使い勝手が良い。
募集要綱
WAF
INSIDE
https://www.insidefestival.com/why-enter
募集期間
2020年8月14日まで
募集カテゴリー
公共建築から住宅、ランドスケープまで、全33カテゴリー。
まだ完成していないプロジェクトも応募できる。
商業施設から住宅まで全11カテゴリー。
応募方法
WAF
エントリーサイトから登録
INSEDE
エントリーサイトから登録
応募に必要な資料
写真、図面、説明文などをエントリーサイトからアップロードする。ファイナリストに選ばれるとパワーポイントでのプレゼンが必要。
費用
WAF
850ユーロ(約10万円)※3つ目から15%オフ(INSIDEと合算可)
INSIDE
700ユーロ(約8万5千円)※3つ目から15%オフ(WAFと合算可)
賞
各カテゴリのファイナリストから優勝者が選ばれる。更に全カテゴリー総合の総合優勝者が選ばれる。
その他、スポンサーなどから贈られるいくつかの特別賞がある。
受賞者特典
・ロゴ使用権
・ファイナリストには賞状
・優勝者には盾が贈られる
https://www.worldbuildingsdirectory.com/
また、様々な海外メディアにも掲載される。
授賞式
イベントはWAFとINSIDE合同で3日間にわたり行われ、1日目と2日目は各カテゴリーの決勝戦を行い、3日目にGALAディナーパーティーの中で授賞式が行われる。開催国は2年ごとに変わり、今年はリスボンで行われる。
ピータークックやフォスターなど、毎年豪華な顔ぶれが出席。
審査員
ピータークックをはじめ、名だたる建築家・デザイナーが審査員を務める。
難易度
弊社は2014、2015、2017、2018、2019年の5回に渡り決勝に進出し、2019年カテゴリー優勝を果たした。
WAF・INSIDE共に何度もファイナリストには残っているものの、勝利への壁は高いと感じる。
過去の受賞者
過去の受賞者から受賞難易度を推し量れる。超有名なスターキテクトやデザイナー達が名を連ねている。
2019年の勝者リスト
まとめ
登録料・入場料・渡航費・滞在費と色々と費用はかかるが、挑戦する価値は非常に高く、得るものも大きい。
募集は8月14日まで!