KTXアーキラボ 松本哲哉

【ブランディング重視の空間デザイン】 建築家ではなく建築デザイナー/一級建築士/KTXアーキラボ主宰/大阪芸大非常勤講師/イタリアDAC認定世界デザイナーランキング8位(日本国内1位)/世界3大デザインアワード他165タイトルの国際デザイン賞受賞/10カ国にてデザイン賞審査員歴任

KTXアーキラボ 松本哲哉

【ブランディング重視の空間デザイン】 建築家ではなく建築デザイナー/一級建築士/KTXアーキラボ主宰/大阪芸大非常勤講師/イタリアDAC認定世界デザイナーランキング8位(日本国内1位)/世界3大デザインアワード他165タイトルの国際デザイン賞受賞/10カ国にてデザイン賞審査員歴任

マガジン

  • 世界デザインアワードのすすめ

    世界3大デザインアワード(Good Design USA, iF, RedDot)全て受賞、他150タイトルの国際デザインアワードを受賞し、10カ国にて審査員を努めるKTXアーキラボ松本が世界のデザインアワードを紹介。

  • クリニック内装デザイン ブランディング重視の医療空間設計

    クリニック内装デザイン、豪華なだけでいいの?KTXメディカルスペースは「医師のカリスマ性」と「医療技術への期待値」を押し上げる、患者様の深層心理に作用する医療空間を設計します。

  • “奇をてらう”空間デザインの手法

    「奇をてらわない」というデザイナーはたくさんいるが、「奇をてらう」というデザイナーはなぜかいない。 「奇をてらう」意味: わざと普通と違っていることをして人の注意を引こうとする。 では、奇をてらわないデザインとは「普通のことをして人の注意を引こうとしない」ということか。 商空間デザイナーは「奇をてらう」デザイナーであるべきではないかと思う。

  • 海外進出!ヨーロッパで空間デザイン事務所を起業したい!

    ヨーロッパを何度か訪れるうちに、ここに拠点を持ちたいと思うようになった。場所はオランダのアムステルダムか?ドイツのベルリンか?マドリード?パリ?ミラノ?まずはEU経済の中心フランクフルトに駐在員事務所を設置してその後、最適と思える都市に本国日本の海外支社を設立するか、または現地企業を立ち上げるのか?各国の法人税や事務所家賃、EU各都市へのアクセス、様々なメリット・デメリットを調べながら、何処にどのような形態で海外進出を狙うのかの夢と現実を両立できる方法を模索している。

最近の記事

デザインアワードのすすめ ~世界のデザイン賞 Ver.2

デザインアワードのすすめ ~世界のデザイン賞の特徴と難易度2東京と姫路市にオフィスを置く建築設計事務所KTXアーキラボです。 つながりのある空間デザイナーさんから、海外のデザインアワードのことを教えてほしいと連絡をいただくことが最近多くなりましたので、僭越ながら参考になればと思い、様々なデザインアワードのことや、何のためにアワードに応募するのか、ということをブログに書かせて頂きました。 今回は続編です。(前回の記事はコチラ)  弊社は2009年から、国内のデザインアワー

    • クリニック内装デザイン事例|糖尿病内科クリニック(兵庫県神戸市)

      アドバンテージを可視化する空間のコントラスト 当該 クリニック には一般的な診察室や処置室に加え、カウンセリングのためのスペースが大きくとられている。これはこのクリニックが、糖尿病専門のクリニックとして食事指導などを中心に生活改善による治癒に重きを置いているからです。 商業施設同様、患者に選ばれる クリニック を 設計 するには、競合他院との差を明確に伝える仕組みが必要です。 そこで、他院との差別化ポイントであるカウンセリングに使用する空間と、一般的な待合や診察室の空間

      • 美容皮膚科クリニック内装デザイン事例|光のランウェイを歩く美容クリニック

        西宮SHUHEI美容皮膚科クリニック~MidLight Runway~ 夙川に位置する美容クリニックの開業案件。限られたスペースで患者のプライバシーをいかに確保するかが課題であった。 エントランスから真っ直ぐメイン通路を確保し、両サイドに診察室や待合ブースを設置、通路両サイドに立つステンレスの列柱パネルは通路に面する側面が発光し、そこを歩く人をライトアップする。 天井を鏡面にすることでその光のラインは垂直方向に伸び、天井高さ3.1mの倍となる6.2mの光のラインとなって

        • クリニックデザイン事例|SF映画のような泌尿器科クリニックの設計

          ハイテク医療のイメージを可視化する~the PANELARIUM~ 世界的に認定医の少ないダヴィンチを使用するロボット手術を得意とする先生の開業案件でした。高度な医療技術を訴求し、他院との差別化を図るため「最先端のハイテク医療」その技術がこのクリニックにある、ということを言葉ではなくデザインの力で伝えることが重要でした。 なぜ言葉ではなくデザインの力で伝えるのか? なぜ言葉ではなくデザインの力で伝える必要があるのか?それは外部から伝えられた情報と、内部から出てきた情報(

        マガジン

        • 世界デザインアワードのすすめ
          6本
        • クリニック内装デザイン ブランディング重視の医療空間設計
          8本
        • “奇をてらう”空間デザインの手法
          24本
        • 海外進出!ヨーロッパで空間デザイン事務所を起業したい!
          2本

        記事

          クリニック設計事例「表裏のない医院」

          The OmniDirectional兵庫県太子町に位置する内科クリニック開業案件。待合から見える位置にガラス張りの内視鏡室を配置することで、内視鏡検査を得意とするクライアントの強みをわかりやすい形で患者に伝える設計とした。(検査中はカーテンを閉める) 内視鏡室は待合から見える位置で尚且つ前処置室と診察室側からのアクセス可能な位置として建物の中心に配置、その裏側にバックヤードを配置することで処置室と診察室両側へのスタッフ動線を確保した。 構造は木造平屋建、1820㎜グリッ

          クリニック設計事例「表裏のない医院」

          クリニック内装デザイン、豪華なだけで良いの?

          医師のカリスマ性と医療技術への期待値を大きく押し上げる医療空間 現在弊社の手掛けるプロジェクトの半数以上がクリニック・病院など医療施設の建築設計・内装デザインなどです。弊社は商業施設やオフィスなど様々な商空間を手掛けてきた経験を生かし、病院設計・クリニックデザインの分野においても、「医療施設設計の高い専門性」と「高度な空間デザイン」を両立させています。 これまで16ヵ国165タイトルに及ぶ受賞歴に裏付けられた世界レベルの空間デザインが、唯一無二のアイデンティティを持つ医療

          クリニック内装デザイン、豪華なだけで良いの?

          歯科クリニック設計事例|歯科医院開業新築計画

          木造平屋の歯科クリニック新築設計事例です。 設計当初は鉄骨造2階建てにし、1階を歯科クリニック、2階を住居とする予定でした。(下画像) しかし、昨今の建設費高騰により、予算的に厳しくなり、木造平屋にシフトしました。(下画像) 木造であっても、構造を工夫することで、軽やかで開放的な建築と実現できます。 最終的には予算調整のため、曲面だったコーナーを直角にし、ガラスの範囲も少し減少しました。 完成後の写真集ページはコチラ https://ktx.space/2022/0

          歯科クリニック設計事例|歯科医院開業新築計画

          眼科クリニック内装デザイン|渋谷アイケアクリニック設計事例

          LuxLinea光が空間を形づくる眼科クリニック 都内を中心に眼科クリニックを展開するトータルアイケアグループの渋谷院開院計画。 東京青山通りの交通量の多い交差点に面するビル1階、物件は総ガラス張りのテナントでした。 ガラス張り空間は昼間ほとんど室内が見えない 広い交差点に面したロケーションであったため、多量の太陽光が降り注ぐ周辺環境は非常に明るく、風景がガラス面に反射し、内部がほとんど見えないという、ガラス張りのメリットを生かすことが難しい状況でした。 このような環境

          眼科クリニック内装デザイン|渋谷アイケアクリニック設計事例

          歯科クリニック内装デザイン|子どもたちが行きたくなるワクワクする小児歯科

          NEO ToothLand~行きたくない場所を、行きたい場所へ~ 横浜駅に近接するタワーレジデンスの1階に入居する歯科医院クリニックの設計。ロケーションは「アート&デザインの街」というコンセプトのもと開発された横浜ポートサイド地区、帷子川沿いのポートサイド公園に面して全面ガラス張りとなっている物件。 この素晴らしいロケーションを最大限に生かし、本来こどもたちにとって行きたくない場所である歯科医院を、行くのが楽しみな場所となるデンタルクリニック空間のデザインを目指しました。

          歯科クリニック内装デザイン|子どもたちが行きたくなるワクワクする小児歯科

          空間デザイントーク Sky Designtalk2.0

          メルシーマガジン&スカイデザインアワードプレゼンツ Sky Designtalk 2.0に登壇しました。 movie https://youtu.be/tEX-_Ww1Lwk?si=UaFjVfRkO8E868em 東洋と西洋の建築デザインの違いはどこからくるのか、私自身の設計の手法、日本の建築デザインの課題などについてお話ししました。 スカイデザイントーク2.0 東京アメリカンクラブ 2023.11.10 KTXアーキラボ 一級建築士事務所 オフィシャルページ

          空間デザイントーク Sky Designtalk2.0

          20年の仕事をふりかえる12

          【2011年/居酒屋つのふり】 奈良、東大寺に程近い映画館跡のリノベーションでした。映画館であったため、床全体が傾斜していました。床をフラットに作り替えることなく、そのまま物件の個性を生かし、川の流れる庭園に客席を作ることにしました。 庭園に面した巨大な鏡面壁には寺院を模した線画が描かれておりり、鏡面の一部が開いて宴会場へとアクセスできるようになっています。  居酒屋つのふり写真ページ↓ 店舗デザイン KTXアーキラボ オフィシャルページ

          20年の仕事をふりかえる12

          20年の仕事をふりかえる11

          予備校にデザインが必要なの?と皆さんは思うかもしれない。 弊社は十数年にわたり松尾学院さんの運営する東進衛星予備校の校舎を多数設計してきた。東進はフランチャイズ制で、各地のフランチャイジー加盟校が全国で校舎を展開している。それぞれの校舎を別々の経営会社が運営しているので、東進衛星予備校どうしもライバル企業ということになる。少子化の影響もあり、加盟校どうしの生徒争奪戦は過酷なものとなっている。東進は録画された授業をインターネットを通して受けるシステムなので、どの加盟校でも同じ授

          20年の仕事をふりかえる11

          KTX archiLAB Europe website

          🇪🇺We are very happy and excited to announce that KTX archiLAB has finally launched its European website. Looking forward to our first projects in the continent. Please check it here: https://eu.ktx.space/ KTXアーキラボ・ヨーロッパのホームページができました! We

          20年の仕事をふりかえる 10

          【2009年/オーストラリアTEN】 🇦🇺ゴールドコーストの鉄板焼・鮨のお店 Japanese Fine Dining TEN  「天」という屋号からインスパイアされたデザイン。初めての海外大型案件だった。約100坪の店内はバーエリア、ラウンジエリア、鉄板焼きエリア、鮨エリア、VIPルームに分かれており、巨大なステンレス製ワインセラーや建具、石造のカウンター、ガラステーブル等は日本で制作し、船便で輸送した。 「天」とは天国の天であり、天地の天、つまり宇宙を意味する。古くよ

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          レクチャー動画「 奇をてらう-ソリューションデザインの手法- 」

          東京ビッグサイトでのレクチャーの動画がYouTubeにて公開されています。 「 奇をてらう-ソリューションデザインの手法- 」 JAPAN SHOP 2022 JCDトークラウンジ タカハシツキイチ30人展 JCD YouTubeチャンネル https://youtu.be/Ofwjo6m5OBw KTXアーキラボ 建築設計事務所 オフィシャルページ

          レクチャー動画「 奇をてらう-ソリューションデザインの手法- 」

          Japan Shop 2022 東京ビッグサイト

          3月4日14時に登壇します。東京ビッグサイト JAPAN SHOP、JCDブースにて45分のフリートークです。皆様にお会いできますことを楽しみにしております。日本最大級、見どころいっぱいの展示会ですので、是非お越し下さいませ。事前登録で入場無料です。 https://messe.nikkei.co.jp/js/ KTXアーキラボ 建築設計事務所 オフィシャルページ

          Japan Shop 2022 東京ビッグサイト