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EDUBASE FES を終えて

12月27日、東京都でEDUBASE FESが行われました。
主催される坂本先生もおっしゃっているように、各学校の勤務に飽き足らない成長ジャンキーたち、外れ値の集団の集まりです。

その中で感じたこと、学んだことを少しでも覚えているうちに言語化して、2025年の活動に少しでも繋げられればと思っています。備忘録メインで。


FESの振り返り

正頭先生のワークショップ

 ゆで卵を3mの高さから落とす、それが割れないように工夫するアイスブレイク兼チームビルディング兼授業デザインのあり方を教えていただいたようなワークショップでした。
 あの内容は技術科の考え方に非常に近いと感じました。コンセプトをもとにアイデアを出して、デザインを構想しながら製品を作っていく。技術の授業で行うものづくりの流れと全く一緒なんです。
 改めて、技術科で教えるのは、コンテンツとなる内容だけでなく問題を解決していくその過程、方法なんだなと感じさせられる時間でした。
 授業の流れも、導入の引きつけ方、生徒の「?」に寄り添った授業の進行、まとめへの持ち込み方など、参考になる点ばかりでした。現職教員として勤め始めると先輩の授業を見る機会が極端に減ってしまう、しかも小学校の先生の授業を見ることは本当に数少なくなるのでとても良い実践の学びでした。
同じチームだった先生方、支えていただいてありがとうございました。

坂本先生のワークショップ

 ミッション思考に始まって、比喩を交えた10の思考について話してくださいました。
 ミッション、ビジョン、バリューを自分なりに考える会でした。多動思考、踵を伸ばす、個能の考え方、日本酒思考の4つが特に印象に残りました。
 色々な打席に立てるよう、チャンスを掴めるようにどんどん手を上げていく力の多動力。
 発達の最近接領域を比喩でわかりやすくした踵を伸ばす発想(何事もやらないとやらないとできるようにならないのはEDUBASE加入後に本当に感じます。FESやEDUBASE TVに飛び込む勇気しかり、挙手する勇気しかり。キャパもそうして少しずつ広がっていくからこそ、30代は無理のしどきだと思います。家族との関係は大切に…)
 個能ってつまり、特殊能力のことだと思いました。パワプロの選手の能力を確認する画面が個人的にはすごくしっくりきて。青特殊能力、金特殊能力もそうですが個人のパーソナリティに属する「緑特能」が噛み合って、その人の力を発揮させられるということでしょうか。

 日本酒嗜好は、グラスと枡の関係性。真ん中のグラスが勤務校での実践、枡の部分が学校外での活動だと捉えると、今の自分が外側のますに酒を注いでいたことに気付かされます。最近、主任や校長に学校を軸足に…という話を言われていて、正にこれだと感じました。

 これらを踏まえた自分のミッションは…後ほど…

ライトニングプレゼン

中身は今年やったことをひたすら書いただけなので割愛

今回1番伝えたかったメッセージはこれです。実現しますように!

 3分ちょうどで話せたこと、前で話すのにあまり緊張しなくなったことが今回の収穫でした。次のフェスは札幌、と覚えてくださいね!笑

今回のまとめ

 自分のミッションを再考。地元のエンパワーメントというのが、このようなコミュニティに所属する目的なんだと思います。その結果、ゴールに近づくための目標が「この外れ値の集団の中で何者かになる」だと感じました。
 何者かになるってどういうことか考えると、エイリアスを獲得することです。学校現場でのエイリアスは、すぐに獲得できるんです。校務分掌、教科で簡単に出来上がります。
 けれど、共通項の多いこの集団では、学校で持っている自分のエイリアスはあまり武器になりません。何か他と差別できる項目を持つこと。「この人といえばあれだ」を持てることがより自分のコミュニティを広げていくために必要だと感じました。そのために足を使って稼ぐし、何かを成し遂げられるようにやり続ける努力をしたい。
 広がったコミュニティの縁、学びは確実に地元旭川に還元していけます。そのためのGEG Asahikawaの活動ができるんですね、言語化する中で少しずつ結びついていきます。

 ということで、自分の強み再考。
 中学校、技術科…(打面が狭すぎる)
 校務DX系の発信多め(差別化まではいかない)
 うーん、なんだろう。

キャラクターとしての強みも欲しいですが、実践力で語れるプレイヤーになるために、まずは現場での一歩一歩の実践を重ねていきたいと思うことができました。まずはグラスの日本酒をいっぱいにできるよう、学校の中でやれることをもっともっとやります。

2024年、最後の学びをありがとうございました。
やれることをやれる範囲で、自分の手の届くところから推し進めます。

2025年もどうぞよろしくお願いします。2025年に合わせて、この文章はちょうど2025文字で作りました(偶然の産物)

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