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自己紹介

(三河の弁理士がみんなで特許事務所を始めてみた)

  はじめまして、ケー・ティー・アンド・エス特許業務法人で代表を務める戸原といいます。
 私は、愛知県は三河安城の駅前で特許事務所を始めて5年目になります。
三河安城と言えば東海道新幹線、下り方面名古屋の手前で目が覚めるあの駅、と言えば心当たりのある方も沢山いるのではないでしょうか?

 非常に大雑把ですが、特許事務所と言うのは、特許をはじめとする知的財産を扱うのが仕事になります。2016年7月に開業してから今年で5年目。今のところ、私たちの事務所は知財業務の代理資格をもつ弁理士が4人と事務スタッフを合わせてだいたい10名が、所属し一緒に働いています。

 私たちの事務所では、開業当初から各弁理士がそれぞれの場所で、自分の得意分野を活かして活動してきました。その働き方が、「これらかの仕事術」に繋がるかな?と思い、自己紹介を兼ねてこのnoteを書いてきます。

〇優れた個性を活かして働く。
 

私達の事務所に所属する弁理士には、特許事務所の経営を長くしていた人、エンジニア経験の長い人、企業の知的財産部の経験がある人、特許事務所の経験が長い人、はたまた、経営学修士(MBA)を取得した人など、いろいろなキャリアの人がいます。それぞれのキャリアによって得意とする仕事やノウハウがあり、それぞれの個性があります。
 また、これら弁理士をサポートする技術スタッフや事務スタッフというもの大事な存在です。情報収集が得意な人、図面を書くのが得意な人、語学が得意な人、細かい作業が得意な人、それぞれ個性があります。

 この個性というのは、私達のような特許事務所にとってみればとても大切な財産です。この優れた個性が集積している特許事務所だからこそ、私達の存在価値が認められていると思います。

〇個性に合わせて働きたい場所や時間が変わる。
 

しかし、個性を活かして働くときに大きな問題が2つありました。 

 一つは、それぞれが働きたい場所が異なること、
 もう一つは、それぞれが働きたい時間が異なることです。

 例えば、私の場合は、ちょっと古臭いかもしれませんが、お客様の「現地、現物」に近いところで働きたいという強い思いがありました。これは私の個性です。だからこそ、私は製造業の多い三河安城という場所を選びました。
 一方、弁理士の一人は、知的財産だけではなく、中小企業の経営にまで踏み込んでサポートしたいと思っていました。この場合は、各企業がアクセスしやすい都市部の主要駅近辺の方がいいでしょう。これも個性です。
 もう一人の弁理士は、自分の思い描くキャリアを実現するために、しばらく海外で働きたいと思っていました。この場合は、場所も違えば、時差もあります。しかし、海外で働いた経験をもってまた戻ってくれば、私達にとって大きなメリットになるでしょう。これもまた個性です。
 さらに言えば、家庭環境や生活スタイルなどの違いによって、必ずしも、同じ場所や時間で働けるとも限りません。子供の送り迎えがある人もいれば、親の介護、自分の健康、それぞれの都合があります。

 このように、それぞれの個性によって、それぞれに都合の良い「時間と場所」があるのです。しかし、今までの組織のように、「時間と場所」に制約を設けていると、この優れた個性を失う結果になりかねません。

 私たちは、それぞれが考える最も良い場所と時間で働いてもらってこそ、組織として最大のパフォーマンスを発揮できると考えました。
だからこそ、
・「決められた場所に出勤して何時から何時まで勤務してください」という働き方から、
・「あたなの決めた場所で、好きな時間に仕事してください。」という働き方にシフトしていったのです。

〇個性を集めてみんなで働く
 

 ここまでの話ですと、「みんなバラバラで働いているだけ」と思う方もいるのではないでしょうか?単純にバラバラで働いているだけでは、組織として成立しないのはご存じのとおりです。

 実は、大きな仕事があるときは、この個性を合体させて仕事することもあります。また、私達の業務は法律に関する業務のため、厳しいチェック体制も必要です。このチェック体制も普段から実現しています。

 むしろ、それぞれの個性を活かす仕組みづくりこそが、これからの働き方に大事なことかもしれません。この辺の工夫や取り組みのお話については、とても長くなります。また次の機会にお話ししたいと思います。

〇まとめ
 

 いかがでしたでしょうか?私たちの事務所は、それぞれが強く優れた個性を持った人の集団です。そして、そんな事務所があるんだな、ということを心にとめて頂ければ幸いです。


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