脳血管バイパス手術の概要

初めに備忘録を兼ねて、手術の理由とこれまでの経緯についてまとめておこうと思う。

手術の理由

以下の理由から、手術を受けることに決めた。
自分にとってはクリアで、ほとんど迷うことな決断した。

  • 左大中脳動脈に閉塞が見つかったこと

  • もやもや血管が閉塞を助けているが、梗塞する危険性が高い

  • 今後の脳梗塞の可能性は1年10%以上

  • 閉塞の影響で血圧が異常に高い、上が170以上

  • 閉塞による高血圧が動脈硬化をもたらしさらに閉塞や脳出血の可能性を高める悪循環

→脳梗塞と高血圧を解消するには脳血管をバイパスして細いもやもや血管を使わないようにする。手術の成功率は95%程度(1%死亡、3%後遺症のリスク)
うまくいけば術後1ヶ月で制限なく通常の生活に戻れる

かかりつけ医で撮影したMRI画像、右側(自分の左側)の太い血管がないことが分かる


時系列

以下が手術に至る時系列。
ここの各段階でいろいろな悩みや不安があり、周りの人にたくさんサポートしてもらって手術に至っている。
ぶっちゃけ年末はけっこう精神的に不安定だった。
この辺の内容を次のエントリから書いていこうと思う。

  • 2021/12/10 かかりつけ医診察、可能性がわかる

  • 2021/12/17 主治医診察、可能性変わらず

  • 2021/12/20,24 詳細検査、手術ほぼ確定

  • 2022/1/7 主治医診察、手術決定

  • 2022/1/14 手術前の診察

  • 2022/1/20 入院→いまここ

感謝を先に

いつモチベーションが下がって書けなくなるか不安なので、先に現時点での感謝を書いておく。

妻に
気になるから検査してくる〜手術に至るまで、不安な顔を一切見せずに論理的に現状に向き合ってくれたこと、子どもたちの面倒を一手に引き受けてくれていることに感謝したい。
実はマイホームの引き渡しのタイミングと重なっていて、そこについても対応してくれてありがとう。

佐々木先輩に
初めの検査から全ての状況や不安に、LINEや電話で相談させてもらってありがとうございました。
脳外科医である佐々木さんがいたからこそ、客観的に物事を捉えられ、分からないことを議論できてクリアにできて力をもらって前に進めました。
また、ビジネスの話や最近読んだ本の話など脱線がそれ以上にあり手術の話をしつつも悲観的にならず自然体でいることが出来ました。

同級生のKくんに
メッセンジャーで話をして、相談に乗ってくれたこと、どうもありがとう。みんながいることがわかって安心して前に進むことができたよ。元気になったら今度こそバスケしよう。

職場の空元気軍団に
初期の不安な時から全部話してしまって巻き込んでしまったけれど、みんながいたから不安がなくなったよ。ありがとう。

職場の上司に
仕事のことは心配しなくていい、全部僕にやらせてください。と言ってくれたこと、忘れません。書いている今も涙が出ます。一緒に働けていることを幸せに思います。

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