脳血管バイパス手術_①発覚〜戸惑い期

時系列

①発覚〜戸惑い期 ← 今回ここ
2021/12/10 かかりつけ医診察、可能性がわかる
2021/12/17 主治医診察、可能性変わらず

②受け入れ期
2021/12/20,24 詳細検査、手術ほぼ確定
2022/1/7 主治医診察、手術決定

③手術直前期
2022/1/14 手術前の診察
2022/1/20 入院

発覚と戸惑い

12/9偏頭痛がひどかった。普段に比べ長く、痛い範囲が広い。頭を抱えてオフィスで仕事をし、早めに切り上げる。帰り際、頭を抱えながら帰る姿を見た上司に必ず病院に行くようにきつく言われる。

12/10はたまたま有休で午後急遽近所の脳外科に行く。
とりあえず見よう、くらいの軽い気持ち。MRIを撮ったところ、偏頭痛とは関係なく、左の中大脳動脈硬化が閉塞していることを告げられる。専門病院の紹介状をかくけど行くか尋ねられ、不安なまま生活するわけにもいかないのでYESと即答する。

専門病院からは1月の中旬以降しか空きがないと回答されたが、最初の脳外科の先生が調整してくれ12/17に診察を受けることに。この辺から嫌な予感がしてくる。何か重大な病気なんじゃないだろうか、、

12/17の今の主治医との診察結果、左中大脳動脈閉塞、1年以内に10%以上の確率で脳梗塞と告げられる。完全に戸惑い、職場に戻る。

状況を理解する

仕事が手につかず、12/17職場に戻った後に高校のバスケ部の先輩の佐々木さんに相談。主治医の言うことは正しい、手術の要否については精密検査次第とのこと。他にもやもや病のことも教えてもらう。

信頼する先輩の話を聞いて落ち着く。状況を客観的に理解する。

続く困惑と先輩と同僚のサポート

『1年以内に脳梗塞の可能性が10%以上』

このインパクトが計り知れず、どんどん困惑していく。
あまりの困惑に12/17に同僚に自分から話してしまう。
どちらかというか自分より同僚をより困惑させてしまったが、何人かの同僚に話せたことで気持ちが軽くなる。

佐々木さんはその後も、LINEで自分の状況の解説もしてくれるし、関係ない研究やビジネスの話も盛り上がり、非日常の話題から日常に強力に引き戻してくれる。これは本当に有難かったといまになって思う。

妻に話せず悩む

妻にはだいたいの状況は話したものの、そんなに心配ない、手術すれば済む、くらいの説明しかしてこなかった。

実は時間が経つにつれて
『1年以内に脳梗塞の可能性が10%以上』
という事実が重くのしかかってきた。

職場で仕事してても偏頭痛があるとこのまま脳梗塞になるんじゃないか、とか実はいまうまく字が書けないんじゃないかと思ってひたすらabcdefghiを書いて確認してみたりとか、PCのタイピングをミスすると手が麻痺したんじゃないか、とかどんどん心配になってきていた。

でも妻を心配させたくない思いで脳梗塞の可能性を話さなかったことが、どんどん辛さを大きくしていっていた。

振り返り

先輩と仲間に支えられたことは本当に良かった。一番心配な時に正確な情報をもらえて、疑心暗鬼にならずにすんだ。また同僚に話せたことも良かった。事実を受け止めるのはひとりじゃ辛すぎて、その話を何人かで受け止められたことは良かった。

一方、妻にはもう少し早めに話せればよかった。
天真爛漫で明るい妻を悲しませたくないと思ったけど、話せないことが自分を苦しませていった。

1/22 病院の食堂から。
めちゃくちゃ天気良くて、コロナが9000人超えたとか最低気温がマイナスとかそういう世界から完全に切り離されてるって感じる。

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