サイコーにちょうどいい、ダイハツ・デッキバン
*画像はカタログ『HIJET 特装車シリーズ HIJET CARGO デッキバン』より引用。
Gグレード専用のメッキフロントグリル、それからオフビートカーキメタリックのボディカラーがかっこいい。
ダイハツのタントに6年間乗っている。いい車だと思う。特に次の3点が魅力だと感じている。
一点目はフロントガラスが大きいので視界が広く運転が苦にならない。Aピラーの真ん中も窓になっていて死角が少ないのもいい。
二点目は車内が広い。後部座席の足元も窮屈でない。前と後ろの座席の間にベビーカーを置いてもまだ窮屈さは感じない。
三点目は、ターボエンジンはパワー不足を感じさせない。夏にエアコンをガンガンつけていたって余裕の走りを見せてくれる。
だがもう飽きてきた。優等生すぎるのがダメなのかもしれない。もっとクセのある個性的な車に乗りたい、と思うようになってしまった。
そんなときに知ったのが、タントと同じダイハツから出ている「デッキバン」という車だ。
軽トラと軽バンを足して2で割った車、それが「デッキバン」
4人乗車できるのに、軽トラのような荷台がある。
この荷台はオープンデッキと呼ばれ、デッキバン最大の特徴となっている。
オープンデッキの活用方法はさまざまだ。
子どもと外遊びで使った道具を積んでもいいし、海水浴や釣りなどの濡れた道具をそのまま積んでもいい。家庭菜園の道具や収穫したばかりの土がついた野菜をそのまま載せることだってできる。通勤途中に出すゴミ袋を載せてもいい。
あなただけの使い方を見つけてもらいたい。
車を自分で操る楽しみが味わえる
5MT(5速マニュアルトランスミッション)とパートタイム4WDが選択できる。シフトチェンジもFRと4WDの切り替えもすべて自分の判断でできる。
エアコンもオートではない。ダイヤル式のマニュアルエアコンだ。そう、これでいい。操作パネルを見なくても、風量や吹き出し口、温度が設定できる。
維持費が安い
実は乗用車ではないので、軽自動車税が安くすむ。
軽自動車の自家用乗用は10800円になる。これに対してデッキバンは自家用貨物なので5000円しかかからない。乗用と比べて約半額もお得になる。
タイヤサイズも乗用車と比べて小さい。タントが 155/65R14 に対して、デッキバンは 145/80R12 だ。
毎年かかるものではないが、タイヤの購入費用をグッと抑えることができるはずだ。
タイヤと言えば、デッキバンにはスペアタイヤが搭載されている。
スペアタイヤの代わりにパンク修理キットを載せるのがいまの主流となっているが、パンク修理キットも万能ではない。過去2回パンクの経験がある自分としては、スペアタイヤを載せてもらったほうがありがたい。
まとめ
優秀な車に飽きてきたあなた、ダイハツのデッキバンに乗ってみてはどうだろうか。
5MT + パートタイム4WD + 安全装備(スマートアシストIII) + 軽トラの荷台 + 4人乗車可能 を一台で手に入れられるのはデッキバンしかない。