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#12【映画】好きな映画 | オススメ邦画10選

こんにちは。ktr9です。
今回は映画について、私がこれまで観た映画の中からオススメの邦画10選をご紹介します。

1. アキラ AKIRA (1988)

監督: 大友克洋

あらすじ

1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した。31年後― 2019年東京湾上に構築されたメガロポリス、ネオ東京は翌年にオリンピック開催を控え、かつての繁栄を取り戻しつつあった。健康優良不良少年グループのリーダー・金田は、荒廃したこの都市でバイクを駆り、暴走と抗争を繰り返していた。ある夜、仲間の鉄雄は暴走中、奇怪な実験体の少年と遭遇し、転倒負傷。呆然とする金田たちの前で、彼らは軍の研究所へと連れ去られてしまう。鉄雄救出のために研究所へ潜入を試みる金田。だが、彼はそこで過度の人体実験により新たな「力」に覚醒した狂気の鉄雄を見る。一方、研究所内の特殊ベビールームでは、実験体の少女が「最高機密=アキラ」の目覚めを予言。鉄雄は自らの力の謎に近づくべく、地下深く眠る「アキラ」への接近を開始した―。

https://youtu.be/vICkP45EqnM?si=c5OkFySYl_9owdhY

オススメポイント

ジャパニメーションの金字塔とも言える作品。大友克洋の原作漫画を本人が監督して映画化しています。私は先に映画を観てから原作漫画を読んだのですが、映画と漫画は結構内容が異なります。原作の方が少し長いので、映画化する時に尺を短くする都合で色々変更されたんだと思いますが、先に映画で世界観を知ってから漫画を読むとより楽しめるのではないかと思います。


2. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 (1995)

監督: 押井守

あらすじ

犯罪の芽を未然に摘むために組織された、内閣総理大臣直轄の防諜組織・公安9課。ある日、9課に事故で破損した女性型アンドロイドが運びこまれてきた。ただの機械であるはずのボディ「義体」に潜む意識をめぐり、政府の一部組織との暗闘が始まる。

Filmarks

オススメポイント

洋画編でマトリックス リローデッドを紹介した際に出てきた攻殻機動隊です。
士郎正宗原作の漫画をベースに押井守監督が映画化しています。こちらも漫画と比較すると結構雰囲気が異なります。原作漫画はもう少しポップな感じですが、押井版の映画は、押井ワールドが存分に展開されており、思想感が強めです。

高専時代に攻殻機動隊にハマりました。
当時過去作はTSUTAYAでDVDレンタルして映画を観ていましたが、下記のパッケージが衝撃的で、多数のケーブルに繋がれてるけどこれどうなってるの?と一気に引き込まれました。

衝撃だったパッケージ

攻殻機動隊シリーズがたくさんの作品があります。公式では第1〜第4の攻殻機動隊と分類されています。どれも面白いので良ければ観てみてください。また攻殻シリーズの解説記事を書こうかなと考えています。

第1の攻殻機動隊: 原作漫画

第2の攻殻機動隊: 押井版

  • 【映画】GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

  • 【映画】イノセンス

第3の攻殻機動隊: 神山版

  • 【TVアニメ】攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

  • 【TVアニメ】攻殻機動隊SAC 2nd GIG

  • 【OVA】攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man

  • 【OVA】攻殻機動隊SAC 2nd GIG Individual Eleven

  • 【OVA】攻殻機動隊SAC Solid State Society

  • 【TVアニメ】攻殻機動隊SAC_2045

第4の攻殻機動隊

  • 【映画】攻殻機動隊ARISE 1~4 & PYROPHORIC CULT

  • 【映画】攻殻機動隊 新劇場版


3. 機動警察パトレイバー2 the movie (1993)

監督: 押井守

あらすじ

2002年冬。横浜ベイブリッジに謎のミサイル投下…。報道はそれが自衛隊機であることを告げるが、該当する機体は存在しなかった。これを機に続発する事件は警察と自衛隊の対立を招き、事態を重く見た政府は実戦部隊を治安出動させる。東京に<戦争>を再現した恐るべきテロリストを追って、第2小隊最後の出撃が始まる!

Filmarks

オススメポイント

GHOST IN THE SHELLに並んで押井守監督のもう1つの代表作であるパトレイバー。映画版が3作ありますが、2作目の通称"パト2"が1番素晴らしいと個人的には思っています。
各個人や組織の思惑が複雑に絡み合って事態は悪い方向へ進んでいく…。同じ押井作品でもGHOST IN THE SHELLに比べるとアクションや戦闘シーンは少なめで会話劇が多めになっています。しかし、押井監督のカット割りと川井憲次さんの音楽が組み合わさると緊張感満載になるのがすごいところです。


4. シン・ゴジラ (2016)

監督: 庵野秀明、樋口真嗣

あらすじ

現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?

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オススメポイント

実際に政府がどう対処していくのかをシミュレーションしていて面白いです。庵野さんらしくカメラアングルも独特です。パトレイバー2と比べると希望感があります。
鷺巣さんの音楽も素晴らしいです。最後の作戦はエヴァのヤシマ作戦ですね笑。


5. 風立ちぬ (2013)

監督: 宮崎駿

あらすじ

少年・堀越二郎は夢を見た。憧れの飛行機の設計士であるカプローニの夢だ。カプローニに励まされ、堀越二郎は飛行機の設計士になることを夢見る。時が流れて二郎は青年へと成長していた。汽車に乗っている最中に大地震に見舞われてしまい、偶然同じ汽車に乗っていた里見菜穂子と遭遇する。
さらに時代は進んでいき、東京帝国大学を卒業した二郎。飛行機開発会社・三菱に就職した二郎は、戦争に突入する日本の下、戦闘機の開発に携わっていく。戦火が激しくなっていく中、カプローニの夢や、里見菜穂子との再会を経て、夢に見た理想の飛行機の開発を進めていく。

Filmarks

オススメポイント

主人公の声優を庵野さんが務めたことでも話題になりました。棒セリフとのコメントもよくありますが、個人的にはそれが技術者・堀越二郎らしくて良いと思っています。菜穂子が病院を抜けて二郎に会いに行き挙式するまでのシーンは涙が出ます。ジブリ作品で1番好きな作品です。


6. 映画ドラえもん のび太の創世日記 (1995)

監督: 芝山努

あらすじ

原作者である藤子・F・不二雄渾身の1作となった劇場版第16弾。夏休みの自由研究のためドラえもんの秘密道具「創世セット」で宇宙を新たに創造し、その生成過程を観察することに。やがて人類が誕生するが、そのことで住処を奪われた昆虫人たちの逆襲が始まる。

Filmarks

オススメポイント

ドラえもんの映画の中で1番好きです。創世セット欲しい!
小さい頃は気にならなかったのですが、大人になってから観た時に、これから何もかも作るんだよ!ってドラえもんから宇宙の素としてレプトン、クォーク、ゲージ粒子を渡すんですが、ガチやん笑!って笑いました。創世セットの中でかき混ぜて爆発に巻き込まれるのび太ですが、ビッグバンに巻き込まれても生きてるのすごいです笑。
この映画は世界を1から創るという神様体験ができるのと、歴史がどうなっていくのかをシミュレーションすることができると言う点が子供心に刺さってワクワクしました。


7. 容疑者Xの献身 (2008)

監督: 西谷弘

あらすじ

惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩と事件の捜査に乗り出す。捜査を進めていくうちに、被害者の元妻の隣人である石神(堤真一)が、ガリレオこと物理学者・湯川(福山雅治)の大学時代の友人であることが判明。内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが…。

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オススメポイント

東野圭吾原作の小説をTVドラマ化した「ガリレオ」シリーズの劇場版第1作目となる今作は、物理学者 vs 数学者という構図になっています。映画を観終わった後にタイトルの付け方が上手いなと思いました。ミステリーとして充分楽しめる作品です。


8. 祈りの幕が下りる時 (2017)

監督: 福澤克雄

あらすじ

東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。被害者は、ハウスクリーニングの会社で働く滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。松宮(溝端淳平)たち警視庁捜査一課の刑事たちが捜査にあたるが、押谷道子と越川睦夫の接点が全く見つからず、捜査は難航する。滋賀県在住の押谷がなぜ東京で殺されたのか。やがて捜査線上に浮かびあがる女性演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。押谷道子は学生時代の同級生である浅居博美を訪ねて東京に来たことが分かるが、浅居博美と越川睦夫の間にも接点がなく、捜査は進展しない。松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、捜査を進めるうちに遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。それは孤独死した加賀の母に繋がっていた。

Filmarks

オススメポイント

東野圭吾原作の新参者シリーズの映画第2作目。とても切ない物語です。現代版"砂の器"とも言われています。
ストーリー構成が素晴らしいです。


9. 舟を編む (2013)

監督: 石井裕也

あらすじ

出版社・玄武書房に勤める馬締光也(まじめ みつや)は、営業部で変わり者として持て余されていたが、言葉に対する天才的なセンスを見出され、辞書編集部に異動になる。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」ーー見出し語は24万語。完成まで15年。編集方針は「今を生きる辞書」。個性派揃いの辞書編集部の中で、馬締は辞書編纂の世界に没頭する。そんなある日、出会った運命の女性。しかし言葉のプロでありながら、馬締は彼女に気持ちを伝えるにふさわしい言葉が見つからない。問題が山積みの辞書編集部。果たして「大渡海」は完成するのか?馬締の思いは伝わるのだろうか?

Filmarks

オススメポイント

2012年の本屋大賞を取った三浦しをんの同名小説を原作に実写化された映画です。
皆さん学生の頃に何かしらの辞書を使っていたと思いますが、辞書(国語辞典)をどうやって作っているのかに焦点を当てた作品です。
なかなか知らない分野だと思うので、辞書づくりという点だけでも興味が湧きますが、辞書づくりを通して、仕事に対する考え方であったり、言葉選びであったり、恋愛であったり、色々詰め込まれていてエンタメとしても楽しめます。
クスクス笑えるシーンもあり、じーんと感動するシーンもある良作です。


10. そして、バトンは渡された (2021)

監督: 前田哲

あらすじ

血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子。わけあって料理上手な義理の父親・森宮さんと二人暮らし。今は卒業式でピアノを弾く「旅立ちの日に」を猛特訓中。将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかり…。
そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花。泣き虫な娘のみぃたんに精一杯愛情を注ぎ共に暮らしていたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまうー。全く違う2つの物語が繋がったとき、驚きとともに、今年最大の感動が訪れる。

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オススメポイント

こちらも2019年に本屋大賞を取った瀬尾まいこの同名小説を原作に映画化された作品です。
この頃映画界では「万引き家族(2018)」をはじめとした擬似家族を題材にした映画がいくつか作られ評価されており、この映画もその流れを汲む作品の1つと言えます。
私個人の話ですが、ちょうどこの映画が公開された頃に結婚したため、妻の両親からバトンを受け継いだんだと思った記憶があります。
冒頭から森宮優子ちゃんとみぃたんの話がそれぞれ出てきます。私はすぐに気づいたのですが、妻に聞くと分からなかったと言っていたので、仕掛けとしては成功しているみたいです。何のこと?と気になった方は是非映画をご覧ください。
卒業式のシーンは親目線に感情移入して泣けます。2度泣けます。名作です。


最後に

今回はここまでです。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。アニメと実写を分けようかとも思ったのですが、一緒の括りにしてみました。
次回の映画シリーズは、公開を控えている作品の中で気になっているものをいくつかピックアップしてご紹介します!
良ければ次回も読んでいただけると幸いです。

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