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投手がピッチング前後にやるべき胸のストレッチ方法3選
埼玉県草加市、東京都の北千住・曙橋の野球の動作改善専門トレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya)です。
皆さんは、ピッチング前後にどのようなストレッチを行いますか?
肩や股関節、また腰周りなど様々な部位のストレッチがあり、人にって、やり方などが変わりますよね。
しかし、間違ったやり方や、効果のないストレッチをやってしまっては意味がありませんよね?
今日は、投手がピッチング前後にやってほしい胸のストレッチをご紹介します。
やり方は、全部で3つありますので、そのやり方の各ポイントも一緒にお伝えしていきます。
胸の筋肉
ピッチングでは、多くの筋肉が使われます。
そして、今からご紹介する胸の筋肉もその中の1つです。
①大胸筋
②小胸筋
胸の筋肉というと、大胸筋が有名ですが、小胸筋も胸の筋肉として挙げられます。
大胸筋は、胸骨や肋骨、鎖骨から始まり、上腕骨大結節陵といわれる部分に付着しています。
そして、小胸筋というのは、大胸筋の下にあります。
この筋肉は第3~5肋骨から始まり、肩甲骨の烏口突起といわれる部分に付着しています。
また、作用する動きも変わってきます。
大胸筋は、鎖骨や上腕骨の動きに関与してきますが、小胸筋はどちらかといえば、肩甲骨の動きに大きく関与してきます。
このように、2つの筋肉は、名前が似たような感じですが、付着している部分や作用がそれぞれ違うのです。
では、ピッチングの時には、それぞれどのような動きに関わってくるのでしょうか?
基本的には、どちらも腕を振るといった動作に関わってきます。
正確に言えば、腕を振るという動きが大胸筋で、肩甲骨を前に引き出すのに小胸筋が作用します。
これらが連動することで、ピッチングの腕を振るという動作になるのです。
ピッチング、特に試合では、この動作を何十球、または100球前後行います。
仮に、アップのキャッチボールなども含めたら、150球以上の投球動作を行うことになるでしょう。
そのように考えると、これらの筋肉をこれだけ酷使しますから、それだけの負担がかかります。
それに対して、何もケアなどの策を取らなければ、いつか、その筋肉が悲鳴をあげ、怪我に繋がる可能性もあります。
それを予防していくためにも、今回ご紹介するストレッチを行ってほしいのです。
やり方は、以下の通りです。
①伸ばしたい胸と同側の腕を柱や壁に着ける。
②そこから前方へ体重をかけていき、ストレッチをしていく。
③肘と肩の位置を変えることで、伸ばす位置を変えられる。
※写真の左から順に、大胸筋上部・中部・下部となる。
④各ポジションで30秒を1セットとし、左右各2セット行う。
写真の様に肘の位置を変えていくことで、胸の筋肉を全体的に伸ばすことができます。
ピッチングなどの投球を考えると、どうしても肘を偏りも高い位置に持ってきたところでのストレッチだけになりがちですが、他のポジションで行うことも肩の可動域を確保していくには、大切な部分でもあると考えますので、ぜひどのポジションでも行う様にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
胸のストレッチを行う場合は、先ほどお話しした様に1つのポジションでしか行わない方も多いかと思います。
しかし、他のポジションで行うことで、肩の可動域を確保し、パフォーマンスアップや怪我の予防にも繋がってきます。
他にも様々なストレッチがありますが、ぜひ今、自分自身やチームで行なっているストレッチに追加してみてください。
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野球の動作改善専門トレーナー北村智哉