海外通販で違う本が届いた時の返品方法
AbeBooksというオンライン古本ショップで最近色々と本を買い漁っているのですが、この度見事に違う本が届いてしまうというトラブルに見舞われた。
そんな経験も誰かの役に立てばと思ったので顛末を書き残しておきます。
さて、返品の方法について説明する前に、なぜ返品という事態が生じたのか簡単に説明を……。(読み飛ばしても結構です)
出版され流通にのっている本は、ISBNと呼ばれる10桁ないしは13桁のコードによって管理されています。このコードは1種類の本につき1つ与えられ、基本的にその数字が被ることはありません。
ええ、基本的には……。
その滅多に起こるはずのないISBNコードの重複を見事に引き当てちゃいましたー!!!
ISBNコードのおかげで違う商品と間違われる心配もないって安心してたのに、まさかそのISBNコードに裏切られるとは!おのれ!!!
AbeBooksでも商品は基本的にISBNコードによって管理されてます。欲しい本のISBN検索したときに2種類のタイトルが検索結果に出てきたことは知っていた。知ってはいたけど、そこまで気にせずに注文した。
違う本が届いた。
(こういう時は、注文前にメッセージフォームから書店に連絡して、目的の本かどうかきちんと確認したほうが良いよ。マジで)
というわけで、注文した本と違う本が届いちゃったので返品および返金の手続きをしなければいけない。
AbeBooksのサイトからMy Accountを開き、View My Purchases (購入履歴)を参照する。
そして、間違って届いた本の注文履歴のRequest Return/Refund (返品返金を要求)をクリック。
Reason for Return (返品理由):incorrect item delivered (不適切な商品が配送された)を選択して、Commentsに詳細を記入してぽちっとな。
詳細の部分はGoogle翻訳を使って訳した。
ほどなく、AbeBooksから自動返信のメールが届く。
Google翻訳に突っ込んで読んでみると、「すぐに送り返してね」との事らしい(「できれば追跡可能な方法が望ましい」とも書いてあった)。
そうすれば商品代金+送料を返金してくれるっぽい。
というわけで、本を梱包して送る準備を済ませる。
追跡可能な方法のなかで一番安そうだった日本郵便の国際eパケットライトを利用した。
国際郵便マイページ for ゆうプリタッチの会員登録を済ませて、送り先や重量など必要事項を入力したらQRコードが出力される。
そのQRコードを郵便局に置いてある機械で読み取ればラベルが出てくる。
とても便利。
窓口でラベルとともに荷物を渡して必要な書類を記入してお金を払えば完了
発行された追跡番号をメールで送られてきたAbeBooksのフォームに入力して返品作業終了。
折しも、新型コロナの影響で国際郵便物の引き受けが一時停止される直前だったのでなんとか滑り込みで送ることが出来た。
と思っていたら、翌日に購入した古書店からメールが。
ざっくり言えば「正しい商品を用意して送るのは無理なので返金対応になります。面倒だと思うので間違った商品は送り返さなくても結構です。そちらで好きにしてください」との事だった。
もうちょっと早く知りたかったなぁ、それ。荷物はもう大阪国際郵便局にいるよ。
とはいえ、数日後クレカに無事に返金されていたので、めでたしめでたし。
返金金額は支払額(商品代金+送料)+返送料(商品の送料と同額)でした。
国外ということで返品の期限はかなり猶予があるので、もし同じような状況になった場合は古書店からの連絡を待つ方がいいのかもしれない。