![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157884013/rectangle_large_type_2_b1a080b7519dde976e4fd9ccc7a28767.jpeg?width=1200)
許して、手放して。~高校生、生きやすさについて考える~
私は、私を許した。
中学2年生の秋、精神科に通い始めた。
うつ病・摂食障害・心身症。
薬を処方され、私は障がい者になった。
高校1年生になり、入院のために転院してからは、
双極性障害・自閉症スペクトラム・解離性障害と、診断名が変わった。
障害者手帳を取得した。
高校2年生になると、別の病院で新たに診断名が加わり、
愛着障害、広く言えばPTSDだと診断された。
何が言いたいか。
皿の割れる音が聞こえる家庭で、学歴主義の親を喜ばせるために高校受験のための勉強を続けて、結局残ったのは、”病名”だけだった。
高校生活の中で、5回、私は精神科で入院を経験した。
5回目の入院生活で、私は、私を許した。
眠りたければ眠ればいい。
眠りたくないときは起きてればいい。
食べたいときは食べたらいいし、
食べたくなければ食べなきゃいい。
人と話したければ、相手の都合なんて考えずひたすら話せばいいし、
話したくないときはしゃべらなければいい。
聞きたくないことには耳をふさげばいいし、
見たくないものには目を閉じればいい。
全部を遮断したって、
自分を傷つけたって、
人に迷惑をかけたって、生きてていい。
楽になっていい。苦しくてもいい。
人を傷つけてもいい。わがまま言っていい。
私は、私を許した。
生きるためなら。何をしても、何をしなくてもいい。
自分を許し、他人を許し、荷物を手放して、生きていく。
朝にアイス、食べようよ。
高校3年生、秋のひとりごと。
おすそわけ
![](https://assets.st-note.com/img/1728874778-Jcq3mLbz7f4E2IKMV6wNArBo.jpg?width=1200)