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明日で正産期になる初産婦の、今日までの記録

今日は節分ですね。
個人的にクリスマスよりもテンションが上がるこのイベント。
毎年お正月が明けたらすぐにスーパーやら料亭やらの恵方巻情報をチェックして予約を欠かさなかったのですが、臨月で迎える今年は生ものは我慢…
北北西を向いてエクレアを食べました。

さて、私事ですが、明日で妊娠37週。正産期についにたどり着きました。
昨年の6月末に妊娠がわかってからの、長かったような短かったような9ヶ月のことについて残しておきたいなと思います。
(めっちゃ長いです)

妊娠前のこと

2月にオットと結婚。もともと、子どもは2人は欲しいね、と話していたこと、キャリアのことも考えると35歳までにと思っていたこともあり、入籍後早くから妊活については意識していました。
私の周りに治療を経て授かった人が多かったこともあって、それなりに時間がかかることも覚悟していたので、始めるなら早い方がいいよね、と。

ピル中断、婦人科を受診

それまでPMSの関係で長年ピルを服用していましたが、このタイミングで中断。中断後、3ヶ月ほどでほとんどの人が服用前の子宮の状態に戻るよとのことだったので、毎日基礎体温を付けながら自分の周期をチェックする日々。
中断して3ヶ月が経過したころ、排卵検査薬を導入してみたものの、試せど試せど線が出ない…生理はきちんと来ていたので、まさか無排卵というやつか?!と思い婦人科へ。
内診で見てもらうと排卵はきちんと来ている、が少し内膜症の症状が見られるので、妊娠するのが一番の薬ですよ~頑張ってね!とゆるいアドバイスをもらいました。

妊娠発覚

基礎体温がいつものタイミングで下がらず、なんとなく熱っぽいような、眠いような日が数日続き…でも検査薬を使うと真っ白だった時のダメージが結構大きいので検査しようか迷っていたこのころ。
姉がこの少し前に妊娠が発覚していたので、相談のLINEをしたところ「排卵検査薬で試してみたら?」とアドバイスをもらい早速試してみると、出るではないですか、線… びっくり…
その後、きちんと妊娠検査薬でも検査して改めて陽性判明。産婦人科の予約を入れました。

2ヶ月(6w~)

産婦人科を受診し、無事に胎嚢確認。念のためもう一度診察に来て、次のタイミングで胎児心拍が確認できたら母子手帳をもらいにいってよいとのこと。初めてもらったエコー写真は真っ暗な子宮の中にぽっかり豆粒が浮かんでいて、これが新しいいのち…となんとも不思議な気持ちになったのを覚えています。
そんな妊娠の感動も束の間、訪れたつわりの洗礼。
最初はずっと熱っぽい状態が続くくらいだったのが、何も食べたくないけど何か食べないと気持ち悪いといういわゆる「食べづわり」の状態に。
オレンジジュースとコンビニの梅おにぎりだったらなんとか口にできたのでひたすらこの2つをローテーション。

3ヶ月~

7月の半ばごろからつわりが一層ひどくなってきて、在宅勤務に助けられながらなんとか一日を乗り切っていましたが、いよいよ30分も座っていられない日が続き、7末~お盆明けまで休職させていただくことに。
このころがつわりのピークで、ひたすら横になって時間が過ぎるのを待つ日々でした…たぶん酷い症状の人と比べるとまだ軽い方だったと思うのですが、今でも当時なんとか食べれていた食材(ポテトとか梅干とか)を見ると当時の記憶がよみがえってきてつらいです。笑
暖かいものがとにかくダメで、水と冷ご飯で作ったお茶漬けとすだちおろしうどんを少しずつ食べてたなあ…

今もですが、この時期のオットのサポートには本当に助けられました。週に一度まとめて買い出しに行ってくれて、私が食べられそうなものを探して買ってきてくれたり、葉酸をなんとか摂らせようと切り干し大根を大量につくってくれたり…妊娠中のパートナーの行動はよくも悪くも一生忘れないと言いますが、本当に感謝しかないです。

4ヶ月~

幸い、お盆が明けた13wごろにはかなりつわりも落ち着き、仕事にも復帰することに。コロナの影響で妊娠中の社員はアポなどの外出も原則禁止、という事になっていたので(ありがたや…)妊娠が分かってからはずっと在宅で、体調に合わせて仕事をさせてもらいました。本当にありがたかった…
そして噂には聞いていましたが、つわり明けのごはんの美味しいこと美味しいこと…とにかく何を食べても美味しくて…特にモスのスパイシーバーガーにめちゃくちゃハマってたなあ。

そして訪れた安定期

9月の半ばごろ、待ちに待った安定期を迎え、職場の皆さんにも妊娠を報告。(とはいえ、夏の長期離脱で皆さん察してくださっていたのですが…)
このころ、滑り込みでウエディングフォトの撮影も敢行。つわりで過去最低体重になっていたこともあり、むしろ妊娠前よりコンディションが良かった。笑

性別判明

6ヶ月に差し掛かるくらいに男の子であることが判明。
なぜか周りから「絶対女の子だよ!」と言われ続けていて、私としても妊娠初期からすっかりその気だったので、実は性別を聞かされるまでは「これでもし男の子だった時、自分の感情ってどうなるんだろう…」とちょっと不安でもありました。
でも実際にエコーを見ながら知らされたときにいちばんに浮かんだ感情が「オット、喜ぶだろうなー!」という純粋な嬉しい気持ちが100で。(オットはなんとなく男の子が欲しい素振りをしていた)
往年の名曲「らいおんハート」に、「いつかもし子どもが産まれたら 世界で2番目に好きだと話そう」って歌詞あるじゃないですか、あれ幼心に「子どもが一番じゃないんかい!」って思ってたんですけど、すごくその時に腑に落ちたというか。いつか我が子もそう思える相手に出会ってくれたらいいな…

仕事とか役割とか母親とか

安定期に入ってからは元気に毎日過ごせていたのですが、休職が近づくにつれて仕事量も少しずつ増えていき。中間管理職的なポジションなので、引継ぎやら後輩のサポートやらであわただしくしていました。
ちょうどこのころ、実の母親との関係がしんどくなってしまい。あれ、ちょっと干渉されすぎじゃない?と。いままで罪悪感に負けて相手にしていたのですが、様々な親子関係(特に母と娘)の本を読み、これは一線を引くべきか…と少し距離を置いて接するように。(現在も継続中)
体調が良かった分、色々考えることの多い時期だったなあ。
与えられた役割ではなく、意思で生きるのだ、みたいなことをすごく強く思いました。

産休といま

本来なら1月の半ばが産休開始日なのですが、有給が余りまくっていたので少し前倒して12月半ばに産休に入らせていただくことに。そんなこんなでのらりくらり、本を読んだり映画を見たりしながら今に至ります。
なんだかどんどん尻すぼみになっていきましたが、こんな感じの妊婦生活でした。

明日でもう、正産期か~と思うと、本当に信じられないし、まだまだ全然、母親になる準備なんてできてないよ!という心境ですが、私とオットを選んで産まれてきてくれた命を全力で幸せにすべく頑張りたいなと思っています。運命のその日まであと少し!


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