アフリカ(ケニア)の女の子から手紙が届いた!!
プラン・スポンサーシップについての過去記事はこちら↑
このところ春の長雨に降られる日が続いている。
昨日もなんとなくどんよりした気持ちで仕事帰りに自宅のポストを開けたら、プランから封筒が届いていた。
「最近ガザ・中東支援で別途寄付したから、それの領収証とかかなあ〜」と思っていたら…
表にこんなメッセージが印字されていた。
〝チャイルドからのお手紙をお届けします〟
ついに!!
気が急いて思わず手が震えたけれど、できるだけ綺麗に丁寧に封を切った。
差し出し人は2人目のスポンサード・チャイルドのJulietちゃん。
日付欄には「24年3月9日」とある。
なんと、ケニア共和国からのお手紙がひと月足らずで日本に届いたということか…!
驚くことにJulietちゃんが鉛筆で手書きしてくれたお手紙(のスキャンデータを印刷したもの)は、英語の文章だった。
なるほど。遠く離れたケニアと日本とで、プラン事務局からも「お返事は3〜6ヶ月後に届きます」と言われているのに何故こんなにも早く届いたのかがわかった。
私が英語で手紙を受け取る設定にしていて、Julietちゃんも英語で書いてくれたから翻訳の手間が省けたんだね。
(Julietちゃん、先月8歳になったばかりだというのに、日本の中学生と同じレベルの英文が書けていることが凄い。)
向こうが3月上旬に出してくれたお手紙がもう4月初めにこちらへ届いているということはもしかしたら、私が2月半ばに送った手紙もすでにJulietちゃんの手に渡っているかもしれない。
それに対するJulietちゃんのお返事が届くのもますます楽しみになってきた。
先日プラン・ラウンジ(現地プラン職員からの活動報告イベント)の配信で、カンボジアのスポンサード・チャイルドたちを訪問した職員の方々からお話をうかがう機会があった。
プラン職員が「スポンサーからどんな手紙をもらって嬉しかった?」とチャイルドたちに尋ねてみたところ、多くの子たちが「写真を送ってもらった!」とか「バースデーカードが届いた!」などと答えるなか、今まで一通もスポンサーから手紙を受け取ったことのない子もその場にいたそうで。
その子はやっぱり「他の子たちが羨ましいな」と職員に呟いていたらしい。
そのエピソードを聞いて、私は「なんで手紙の一通すらも書かないんだろう? 交流する気が無いならどうしてプランを寄付先に? まさか〝金さえ出しときゃいいだろ〟くらいにしか考えていないのかな…」とモヤモヤした思いを抱いてしまった。(まあ忙しいんだろうけど、私だってじゅうぶん忙しいし。忙しさの合間を縫ってなんとか交流しようと努力する意欲も元から低かったのかなあ。
手紙を出さない筆不精スポンサーの代わりに私が書けたらよかったのに…)
プラン・スポンサーシップの毎月の寄付はあくまでコミュニティー(チャイルドの住む村)全体に対する支援であって、チャイルド当人への支援はやっぱり一対一での手紙での交流でしか成し得ないものだと思う。
プラン職員さんのお話を聞いて思い出したのが、とあるブログで、「これまでプラン・スポンサーシップに寄付してたけど、自分のチャイルドがいっこうに学校に通う気配が無いから、もう寄付を辞める! (ちなみに一通も手紙を出したことはない)」という主旨のことを書いてる人がいて…。
このブログ主が一度でもそのチャイルド宛てに、「あなたが学校へ行っていろんなことを学んで、いつかあなたから直筆の手紙を受け取れることを楽しみにしています」みたいな手紙を出していたら、チャイルドやその家族も意識が変わっていたかもしれないのに、と悔しくなってしまった。
おまけ
恨み節で記事を終えたくないので、プラン・スポンサーシップのすてきな体験談の記事を紹介します。↓