ボーカロイドを"読む"~しま氏監修のボーカロイドガイド本をみんなに紹介してみよう、の話②
どーも、kthn.です。おかわり!!
…は?何言ってんのお前??とか言うとるヤツ。
さては前回の記事読んどらんなぁ!!
…という訳で今回は②です。前回の続きから始まります。
では気を取り直して…おかわり!!
・Chapter 2の見所
この章では「初音ミクを使った楽曲そのもの」に焦点を当てて構成されているカタログがクオリティが高くて…と紹介しようと思っていたのだが。
正直内容がぶ厚くなり過ぎていてそれどころじゃなかった…。
Chapter 2の章構成の叩き台として
・人間のように歌わせる技術
・エレクトロニカ
・フューチャーベース
・ラップ/ヒップホップ
・オルタナティブ/ロック
・クラシカル
・その他
とジャンルが別れているのだが、ダイアログとして挟まれるインタビュー記事やコラムがマジぱない(半端無い)。
なのでその部分を目次的な羅列紹介。
マジぱないぞ(語彙力崩壊による天丼)!!
・人間のように歌わせる技術
・エレクトロニカ
・フューチャーベース
・ラップ/ヒップホップ
・オルタナティブ/ロック
・クラシカル
とまぁ、音楽好きも納得の怒涛とも言える記事内容の余りの熱さに最早知恵熱で茶を沸かせるレベル。
10年という月日の厚みはこれ程迄に重く、尊い足取りになるのか…。
・Chapter 3の見所
総括コラムページな流れ。
様々な立場の人から見た「初音ミク」という現象。
文化的見地から見た「初音ミク」。
ここまで内容が分厚い本だと結び目も相当。
(この記事書いてるの元DTMマガジンの編集長です…。)
MMD(MikuMikuDance:プリセットされたキャラクターの3Dモデルを操作しコンピュータアニメーションを作成する3DCGソフトウェア)がどのようにして始まり、短期間で浸透していったのか、という話。
善意が文化や社会を構築、形成していった好例。
この本の中で唯一初音ミク以外のキャラクターが掲載されるページがある記事がこれ。
その方の代表作の一つが掲載されております。
読めば「納得」の一コマでもある。
ソフト→キャラクター→サブカルチャー→文化
までエントロピーが増大していったこの本のラストは
人間の歴史、そしてとうとう人間という生き物の本質、存在にまで行き着いてしまった…。
以上が
初音ミク10周年━ボーカロイド音楽の深化と拡張
という本の大まかな流れになっております。
こんなモンスター本の監修をしている、その姿勢と知識の健啖っぷりは尊敬に値するしま氏。
この勢いと情熱は止まる事を知らず…。
という訳で今回はここまで!!また次回!!
サポートしていただけると幸いです。