失望感
労働基準監督署の担当者から先日依頼した助言・指導の件で連絡があった。
会社の顧問弁護士からの意見書を元に指導してくれるとのこと。
回答に関して全く期待はしていないが、指導が入るで少しは会社側も譲歩してくれるのではないか、ほんの僅かだが期待する自分もいた。
翌日の13時から本社人事労務担当者と電話面談後に私に連絡をくれる手筈となり、電話を切った。
翌日になり、その日はメンタルクリニックの検診日で主治医に体調面のヒアリングをされつつ、会社側が理解を示してくれればいいですねと言われたが、苦笑いをしながら相槌を打つことしか出来ない自分がいた。
帰宅し、暫くすると労働基準監督署の担当者から着信、
担当者はまず指導した件の結論から話し始めた。
会社側の結論は私が復職する際はある程度の配慮はするが、該当社員の異動は無しとのこと。
想定内の回答に特に驚くことはなかったが、その後に報告された私の主張に対しての会社側の見解が私を深く落胆させた。
会社側は私の主張を全て否定してきたのだった。
支店の所長や他の社員からヒアリングしたが、挨拶無視や返事をしないといった事実は現在まで一切確認されていない、
私に対してのヒアリングをしない理由は休職中の為に気遣っている。
該当社員が社内メールでのミスの指摘や多数の関係者の前で感情的に反発したのは私に落ち度がある。
話を聞いているうちに頭がボーッとしてきて、担当者の声が段々遠のいていく。
会社側が私の主張を認めたくないのは理解出来るが、全否定はいくら何でもおかしいのではないか。
所長以外に本社に報告した社員って誰だ。
支店の社員全員が口裏合わせしてるのか。
私は疑心暗鬼にかられ始めた。
ひとしきり報告が終わったあと、担当者から今後の対応はどうするのか尋ねられたが、頭が回らず上手く返答出来なかった。
とりあえず2週間後に状況確認も兼ね、再度連絡すると担当者から言われ、電話を切った。
失望感に苛まされ、その夜は薬を服用してもなかなか寝付けなかった。