ルーティンワークと流れ作業の違い~本質を理解する~
僕はスーパーのレジの方たちは袋詰めのプロフェッショナルだと思ってます。
レジ袋有料化に伴い、レジ袋のサイズと数量はお客側の申告制になりましたが、彼女らは心の内にそれじゃ足りないとかそれは勿体ないとか目測をしていると思います。
ですが、そこにマニュアルやルーティンワークというものが枷になり、少し勿体ないと思わせるやりとりが発生します。
Mサイズのください。
小さいですがよろしいですか?
僕は弁当と飲み物しか買ってないので、これでも十分大きいくらいなのです。
以前、コンビニでホットココアとエクレア、スナック菓子の3点を買ったことがあります。
温かいものとお分けになりますか?
あ、いえ、一緒で大丈夫です。
そうして店員さんは、1つの袋にエクレアを真ん中にしていれてくれた。
彼は親切心で言ったわけではなく、ただのマニュアルだったのだ。
残念なことに、温かいものがある場合の袋分けのマニュアルがあっても、袋詰めのマニュアルはなかったようだ。
レールの上を走るのはきっと楽だろう。
安全に走行できるだろうし、脱線したらレールのせいにできるから。
でもただの流れ作業としてかまけているのであれば、
本質にいつまでも気づくことはないだろう。
マニュアルは大事。
でもマニュアルになっている意味を考えられるともっといいかな。