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ayakonishihara
名詞を使わない言葉選び
僕は会話する際に、可能な限り名詞を使わないようにしている。
どういうことか。
例えばパーマをかけたくて、美容院に行く前にネットでスパイラルパーマ特集の記事を見たとします。
その中に真似したい髪型があって、スパイラルパーマかけたいんだけどと担当者に相談すると、話が色々食い違うし、全然要望が伝わらない。
これは各々が持つ用語への理解の違いだ。
美容師さんから言えば、スパイラルパーマとはという定義があり、こっちはただ特集のタイトルを口にしただけだ。
だから定義と食い違えば、全く別の仕上がりになってしまう。
この場合の正解は写真を見せて、こういう風にしたいという明確な要望を自分の言葉で紡いで伝えることだ。
見聞きして覚えたての言葉を選んではいけない。
より専門性が高くなればなるほど、相互の理解力に差がでるため、特にビジネスにおいては更なる注意が必要だ。
特に僕の仕事で関わるIT業界は、新しい造語が生まれ続けており、一般の方には馴染みのない言葉ばかりなので、これらをなるべく使わないような言葉選びを日々心掛けている。
余談ではあるが、この辺の情報伝達を度外視するかのような政治家のカタカナ英語発言には虫唾が走ってしまう。
重要なのは伝えることではなく、伝わることだと思っている。