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今だから美容トライアル:爪を育てる
小さい頃から高校3年生になるまでピアノを習っていたので、その期間は許されるギリギリまで伸ばしていた、少し大きめな手の、大きめなわたしの爪。ピアノをやめてからはずっと、指の先端から3~5mmほど伸ばしている。誤って短く切ったり二枚爪で剥がれたりするといつも指先周りが荒れてしまうから、このくらい伸ばしておくのが常なのだ。もっと長いときもあるが、それはカットを怠っている証。
過去に1年間ほど自分へのごほうびと称して手足どちらにもジェルネイルを施してもらっていたけど、一度オフしたままジェルをせずに帰った後、爪がとても薄く脆くなり、それ以来ちょっと怖くてジェルは中断。
夏のペディキュアは欠かさないけれど、マニキュアは指先に重さと違和感を感じて快適に思えないのでいつも素のまま。
そんな色気の無い素爪(スヅメとわたしは呼んでいる)をゆっくりお手入れする時が来た。
やりたいことは3つ。
(1)ネイルファイルで長さと形を整える
(2)形はスクエアオフ
(3)最低寝る前だけでも、できれば日中でも気がついた時にはオイルを塗って手袋をはめる
参考にしたのは『育爪のススメ』という本。
(1)サボりにサボっていつの間にか8mmほど伸びていたのを本を参考に手持ちのガラス製ネイルファイルで整えてみた。慣れないため指は曲げずにパーに開いてテーブルに置くなどアレンジ。自分による自分のためだけのファイリングだから、コレでいいのだ。
(2)割れ・欠け・衝撃に比較的強そうな形にしたくて、スクエアの角を丸めたスクエアオフ。今まではオーバル(楕円に近い)にしてたけど、何かに引っ掛けては一瞬爪が反って「痛ー!」って叫んでた。爪先が直線に近いし大きめの爪がますます大きく見えないこともないけど、見慣れるとエレガントな大人の雰囲気。気に入った。
(3)本によれば、爪にはオイル、だそう。ハンドクリームでネイルまでカバーできるものもあるけど、香りが強いのが苦手だし、無香料のオイルならいくつか手持ちあり。わたしは、片方の手のひらのど真ん中に両手指分(以上!)のオイルを出して、その手は握るように、もう片方の手は5本の指先を揃えてオイルに浸すようにして指先にオイルを付けている。爪の裏側(指の腹が見える側)に一滴ずつ垂らして…という著者おすすめのやり方とは違って大雑把でオイルの消費量も多い。爪だけでなく手のひら手の甲指の間から手首まで、まるで正しい手洗いのようにオイルを伸ばして薄手の綿手袋をはめる。塗った瞬間に爪の表面がツヤツヤして見えるのがうれしい。続けていけばいつもツヤっとした指先が期待できそう。
今回の爪育て3項目のうち、いちばんやってみたかったのが(3)の「オイルを塗る習慣」。手荒れ防止のためにと時々ハンドクリームを塗っていたけど、オイルの方が断然軽い使用感。手を濡らしてもヌルヌルしない。ベッドサイドにオイルと手袋を置いているので少なくとも一日に1回、寝る前には「爪と手にオイル」が習慣になった。
爪を傷めないように指の使い方にも気をつけなきゃ。
はめたはずの手袋が多分足元あたりで見つかりそうな布団の中からの投稿。