変形性頸椎症でも首を動かしていいってほんと?!part2
こんにちは。
スポーツ障害専門院で働くあっくんです。
今日は前回の投稿の続き。
変形性頸椎症のお話です。
変形性頸椎症でまず1番初めに見るのは胸椎の可動性です。
なぜ胸椎なのか?ですが。
胸椎は本来回旋したり可動性があります。
胸椎が硬くなることで可動性がなくなり首や腰で補正して動きすぎてしまうから、腰や首に疾患がでます。
動きすぎる部分がヘルニアの好発部位になります。
皆さん大好きL4・5、C4〜6にヘルニアは好発します。
脊柱は満遍なくバランスを取れてるのが普通ですが健康でない人は胸椎とても硬いです。
胸椎が硬くなる原因は色々ありますが、まず内臓系、横隔膜が固くなると内臓は迷走神経支配なので内蔵副交感神経です。
交感神経菅から出てるので交感神経菅はT1〜L2に付着しています。次に下部胸椎、胸腰椎移行部が固くなるのには間胃間膜や十二指腸間膜、トライツ靭帯、食道裂孔、横隔膜などその辺りの膜が固くなるからです。
横隔膜や食道裂孔はL2.3までついています。
このようにして胸椎が固くなり首を過剰に使いすぎた結果変形性頚椎症になっているだけなので首が悪い訳ではないんです。
なので首を動かしていってもいい訳なんですよ!
他にも足首、骨盤など色々要因はあるので一概には言えないですが本当に首が悪いのか?そこを検査せずに診断名だけ見て安静にするとか電気だけでは改善できるものもできなくなるのではないかなと思います。
ある程度の解剖学は必要だと思います。
勉強するからこそ色々繋がって見えてくることがあるのです!
変形性頚椎症=首が悪いの概念は一回捨てないとダメだなと再認識できました。
今までの自分がそう言う考え方で全然改善できていなかったからです。
首の筋肉緩めてるのに…電気当てて効いてるはずやのに…原因が他にあるのに改善する訳ないやんと思ってしまいます💦
今日はここまで!
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