これから迎える音声の時代へ〜教育×音声の可能性〜
2021年を迎えてから早七ヶ月が経ちまして、オリンピックも終わってしまいました。
私としましては、スマホの調子がちょっと悪かったために更新が滞ってしまいました。すみません。
#なんだその言い訳は
#言い訳がヘタクソすぎる
しかし、今年度に入って研究主任という役割を任せられ、またこれまでとは違った視点で様々なことが見えてきました。
さらには、職場に若い先生がたくさん入ったのもあり毎日良い刺激をもらっています。
そんなこんなでまた、インプットばかりでアウトプット不良を起こしているので少しずつ、気ままに始めようと思います。
今日は、これから迎える音声の時代へ〜教育×音声の可能性〜というテーマでお話します。
久しぶりの投稿で少し不慣れです・・許してぴょん。
#気持ち悪い
#落ち着け
クラブハウスが明らかにしたこと
さて、皆さんもよくご存知かと思いますが、1月末頃に激アツなアプリが来るぞー!なんて噂されて満を辞して日本に到来したアプリ「クラブハウス」。
noteに出入りしているようなアンテナの高い方であればきっと入り浸ったことのある人も多いはず。
簡単に説明すると、テーマを持って集まった人達(コミュニティなどはなく誰でも参加できる)が通話を楽しむアプリといったところでしょうか。
#だいたい合ってるよね ?
これが大流行りして、芸能人やインフルエンサーなんて言われる人たちもその辺でフリートークをかましていて、そんなルームを覗き見(聞き)できることも魅力の一つでした。
本当に多くの人が集まったし、私もハマりました。
この時強く感じた事は声を通じたコミュニケーションは非常に魅力的であり、いい意味で閉鎖的で心と心の距離をぐっと縮める作用があるということです。
コロナの影響もあるかと思います。声によるコミュニケーションの機会が極端に減ったこともあり飢えていた。
だから、より魅力的に感じたのかもしれません。
音声が作り出す極小コミュニティ
しかし、よく考えてみるとこんなことはクラブハウスが初めてではありませんでした。
みなさんはラジオって聞きますか?
私は主に中高生の頃、もうそれはそれはハマっていました。特に聞いていたのがスクールオブロックという番組です。
きっとこの記事を読んでくださってるあなたもハマった(またはハマっている)経験がある人も多いかと思います。それほど有名な番組でした。
ほとんど毎日聞いていました。私の周りでも多くの人が聞いていたと思います。
しかし、このラジオのことってほとんど学校で話題にならなかったんです。
何故か。答えは、ラジオの世界は自分とパーソナリティだけの世界だからだと思います。
このすごーーく狭い世界が居心地が良くて、それ以上広げる必要なんかない、と思えたからだと私は考えます。
とはいえ、そんなことを言いながら、唯一、1人だけラジオの話ができる友達が高校生になってからできました。
その狭くて濃密な世界を共有できたのはとても嬉しかったことを覚えています。
音声(声)には、狭く濃密な世界を作り出すパワーがあるなあと感じています。
せっかち現代人に刺さる「ながら聞き」
ここまでの話では、「いや、そんなことを言えばyoutubeとか動画の方がいいんじゃない?」「映像もあるとよりその世界は深いものになるのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
もちろん、映像の良さもたくさんあるかと思いますが、今回の記事で音声を特別に取り上げたのには理由があります。
それは、音声は「ながら聞き」が出来るということです。みなさんの中にもVoicyやradikoをつけながら家事をしたり、運転をしたりする人がいるんじゃないでしょうか。
私たちの生活は多忙で時間が基本的にありません。その中で、忙しい時にもそっと入り込めるのが音声です。
これが動画であったら上手くいきません。目が空いていないことが多いからです。
まさか運転中に動画は見れませんし、お風呂掃除をしながら動画を見るのも困難です。
でも耳は空いている。だから音声なのです。
デバイスの普及により加速していく音声化
さらに今ではBluetoothなんか使ってスピーカーから無線で音を流せますし、無線のイヤフォンなんかがあれば耳につけっぱなしにすることでいつでも聞くことができます。
今は一人一台スマホ時代なのでほとんどの人がこれらの機能を使っているといっても過言ではありません。
私たちが生活する環境も音声を受けとることに好都合な環境になってきたと言えます。
教育×音声・・・
これらのことを踏まえて、教育の現場でこの音声を生かせないかと考えていました。
そこで生まれた一つの答えは、音声による学級便りです。
一週間の学校生活の中で起こった出来事などを、これまでは書面で保護者の皆さんにお伝えしていましたが、やっぱり届かないなあと感じることが多いです。その理由としてはやはり活字では読んでくれない人が多くいるということが挙げられます。
そこでこの情報を活字ではなく、音にしたらどうかと考えました。
音声にして(録音して)子どもたちにタブレットに保存させ家に持って帰ってもらい聞いてもらうのです。再生するだけなら、何かしてる間に流してもらえれば耳に入る。
活字を読むわけではないので、情報を受け取ってもらうハードルが非常に低いといえます。
また、活字では伝えきれなかった思いが、声でなら伝えられることもあると思います。
音声には狭く濃密な世界を作り出すパワーがあります。特にコロナ禍で授業参観などができない今。家庭と学校の繋がりを密にできる一手になるかなあと思います。
とはいえ、課題もたくさんありそうです。
タブレットを持って帰ったはいいものの本当に再生してもらえるか。
収録となると負担感があるのではないか。などなど。
でもやってみなければ分かりませんし、成果を考えるとやってみる価値はありそうです。
夏休みが明けたら提案し、実践します。
ってな感じで今日はここまで。
また会いましょう。
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